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後味の悪い話 その164

774 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/02(火) 18:32:00.51 ID:s5lRWINQ0.net
落語「佐野山」
江戸時代の横綱に谷風梶之助という人情深い相撲取りがいた。
佐野山という十両に上がったものの母親が病のために自分は食うも食わずで生活していたため
おそらく今季で引退だろうと囁かれていた者がいた。
そこで谷風はわざと千秋楽で佐野山に当たるように頼み込んだ。
谷風とはとうてい格の違う佐野山が千秋楽で当たると聞いた人々は
「おそらく女を取られたために千秋楽で投げとばすつもりだろう」
などと囁きやった。
佐野山のタニマチは「まわしを取れただけでも金を十両やろう。万が一勝てたら百両出そう」
と、かわいそうにどうせ負けるだろうから少しでも頑張ったら奮発しよう佐野山に約束。
さて千秋楽の当日、谷風は佐野山を投げる時にうっかり?足を土俵外に出してしまったため、佐野山に敗北。
座布団が舞い、佐野山には御祝儀が積まれた。
佐野山はそのまま引退し、母親孝行を尽くした。

いい話のようにしているけど、結局は八百長だし。
祝儀は獲得しなかったとはいえ、自分で金を出さずにタニマチを騙して大金を出させてるんだからイマイチ感動できん。
谷風が自分自身の金で佐野山に融通したほうがよかったんじゃ。

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