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ほんのりと怖い話スレ その118

1 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/09(土) 23:49:59.81 ID:dAYtU2LI0.net
次スレは>>980お願いします
実体験に基づく話が多く、意外と“シャレにならない”より怖い話もあったり…
ガイシュツ・都市伝説、何でもOK!
ほんのりマターリヒヤーリと……
嫌煙厨と夢話は閲覧書込み禁止

◆最重要事項◆
長文を何回かに分けて投稿する場合は、『メモ帳などに全部書いてから』一気に投稿して下さい。
携帯からの方もそれなりに配慮をお願いします。
それではあなたのお話を聞かせてくださいませ…

過去ログ倉庫
(新)
http://2ch.nvxi.jp/r8/
(旧)
http://www.geocities.jp/g6thh

前スレ
ほんのりと怖い話スレ その117 [無断転載禁止]©2ch.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1465654961/

関連スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?336
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467617840/l50

不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part99 [無断転載禁止]c2ch.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467343230/
子供の頃の不思議な体験5
(DAT落ち、次スレなし)

49 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 09:37:29.33 ID:e1OT4cU10.net
>>48
お、おう

50 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 09:47:11.37 ID:xmpR783D0.net
>>49
こんど部屋に何か出るようになったら
貞子コスでお邪魔しちゃダメかな?

51 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 10:18:42.55 ID:RNUANb2u0.net
>>50
いいよ待ってる

52 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 10:27:19.12 ID:AgGxUF190.net
怖いかといわれたら怖くないのかもしれませんがかなり前の出来事をひとつ。

「シカがいたっていってたよね?」
と、友人に聞かれた。
というのも私が小学生のころ学童保育の行事で合宿所に行くことになったんですね。
その合宿所に行く道中私が
「鹿がいる」
と言ったらしいのです。
らしい、というのは私はそんなこと言った覚えが全くないのです。
というか道中の記憶がないのです。
私はてっきり寝てしまったのだと思っていましたので友人の発言に驚くしかありませんでした。
一体なんだったのでしょうか。
友人に聞かれたということは私は寝ていなかったということでしょうか。
ちなみに合宿所は心霊現象が起こると言われています。
何か関係あるのでしょうか。怖いというか不思議な話でした。

以上です。駄文失礼しました。

53 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 11:12:28.31 ID:3zin6gIE0.net
この文章の方が怖いわ

54 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 11:26:42.19 ID:fFQ4bX8K0.net
30年くらい前の話だけど
うちの向かいに腰の曲がった婆ちゃんとボケた爺ちゃんとその息子の3人が暮らしていた
爺ちゃんは滅多に見かけなかったんだけど、婆ちゃんはよく庭の掃除していたり
すぐ近くの公園に勝手に花植えて世話してたりして、毎日の様に挨拶してた
当時俺は5才くらい
ある日、母親から「お婆ちゃんが入院した」と聞いた
実際その後数日、お婆ちゃんを見かけなくなって寂しいよなあと友達と話をしているところで夏休み突入
俺は毎年夏休みになると初日に父方の実家に一人でいかされてお盆になって両親が帰ってきて合流して家に帰っていた。
で、その時も普通に田舎に帰ろうとしてたんだが、朝準備してたら
いつも通り庭先を掃く音が聞こえたので窓から除くと婆ちゃんが掃除をしていた
「ばーちゃん!退院したの?」と窓から聞くと、婆ちゃんはこっちを向いてうんうんと頷いた。
急いで降りていき、母親に報告して向かいの家にいき、婆ちゃんのためにつくった折り紙を渡して
「またお盆終わったら帰ってくるから!」と報告すると、頭をなでてくれた。
母親も「お元気そうでよかったです^^」とか普通に話をして、その後田舎に向かった。

しばらくして、お盆になって両親が田舎にきたんだが、その時母親が
「ねぇ。あの時、夏休みの初日にお向かいのお婆ちゃんにあったわよねぇ?」と確認をしたので
「うん。折り紙を渡した」といったら、父が「だから、それはお前らの勘違いだと言ってるだろ」と叱りつけた。
あの日、夏休みの初日。
俺を空港まで送って家に帰ると、お向かいの家がバタバタしていたので母が顔を出したら
息子さんが「今朝母が亡くなって・・・」と言っていた。
数日前に入院した時点で既に意識が無く、その日の早朝意識が戻らないまま亡くなったらしい。
あの日みた婆ちゃんは一体何だったんだろうなあ。
一人だと「子どもの勘違い」で済まされるかもしれんが、母親も見てるんだよな。
でも、オバケとかそいう感じじゃなく、普通に掃除してたし折り紙も受け取ったし会話もしてたし・・謎だわ。

55 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 11:29:02.30 ID:EU3Eb+AGO.net
>>54
せつないじゃん……

56 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 11:34:13.41 ID:xmpR783D0.net
>>54
息子さんに頼まれて掃除しに来てた、お婆ちゃんの双子の妹さん

57 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 11:46:54.29 ID:uVNboTKG0.net
夏休みを何度も経験してるのに、5歳?

自分の中では、設定が噛みあってないという印象
小学校3年ぐらいなら不自然さはまったくなかった
5歳って保育2年目ぐらいじゃないの?

58 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 12:08:12.65 ID:/BUC1kZC0.net
小学生の間だけかどうかは分からないけど
幼児期〜小学生期間…毎年
今回の話(5才)…毎年の中のひとつ
ってつもりで書いたのでは

59 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 12:40:37.65 ID:wOGEJSOB0.net
マンションの6階に住んでるんですけど、数年前に私の部屋の天井から夜中2時〜3時くらいの
間ずっとドン!ドン!ドン!と大工さんが作業してるような音が毎日聞こえた時期がありました。
上の住人が鳴らしていると思ったんですが、注意するのも怖いのでしばらくは我慢しました。
だけどその後も毎日鳴り続いて流石に我慢できず、勇気を振り絞って注意にいきました。
すると、上の住人も上から音が続いてて管理人さんに文句言ってもらったというんです。
しかし、8階の方は全く身に覚えがないと言い、部屋も見せてもらいましたが、特になにか
作業場とか改装途中とかの雰囲気は全くない。
その場の全員がなんだろね?で終わったのですが、その後も音は続きました。
私はなんとか耐えていたのですが、7階の方は精神を病んでしまい引っ越してしまいました。
不思議な事に7階の方が引っ越して以来、音が止まりました。
やっぱり7階の人が鳴らしていたんだよね。で終わったのですが、まあほんのりって事で許してください。

60 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 12:49:54.20 ID:VQu9JR4q0.net
>>57
>>54の「5歳」はお婆ちゃんが元気だった頃の事のお話

で「ある日」=「お婆ちゃんが入院した時」って言うのは
あなたの言う小学校中学年か高学年になってからの話なんじゃないの?

61 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 12:50:18.30 ID:hmL6Ei0P0.net
俺も>>58と同じ読み取り方をした。
「毎年夏休みになると」以下のくだりは、夏休みは自分だけが先に父方の実家に先に行き、後から両親が来ることが常だった、という意味だろうな。

>>54
江戸時代の某絵師や数々の捏造心霊写真・ビデオのせいで、幽霊は生者とは明らかに違う姿、というイメージが定着しているが、実際には生きている人と区別がつかないことの方が多いらしい。
毎日挨拶してくれた向いに住む親子に、最後のお別れを言いに来たんだろうな。

62 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 15:02:27.06 ID:sQE84xOu0.net
何年か前の話。
父方の親戚のばあちゃんが亡くなった。
お通夜に両親が呼ばれて 私と妹は家で留守番をしていた。
妹は2階で 私は1階でそれぞれテレビを見ていた。
夜9時を過ぎて「帰りが遅いな」と思い始めた頃 家のドアチャイムが鳴った。
こんな時間に来客かな?と立ちかけたけど 時間が時間だし1人で対応するのも嫌だったので居留守を使うことにした。
もう1度チャイムが鳴ったけれどテレビを見ていたら 今度は部屋の窓をドンドン叩く音が聞こえた。
窓には障子とカーテンが仕切られてきて外は見えない。力強い音だった。
引き続き 開けるのは止めておいた方がいい気がしてそのまま放っておいた。
それきりチャイムも叩く音もなく しばらくして両親も帰ってきた。
両親に話したけれど「ふーん」とあっさりした返事で ドアや玄関に変わった様子はなかった。
置き手紙もなかったし 後日「家に行きましたよ」という話もなかった。
そんなに怖くはなかったけれど 少しドキドキした話。

63 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 19:28:58.42 ID:3mw0zHi70.net
>>57
もう少し読書するなりして読解力を身に付けた方が良いよ
マジでゆとり世代とかこの手の早とちり、勘違いが多すぎて情けなくなる

64 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 19:38:45.18 ID:uVNboTKG0.net
>>58,61
なるほど
回想の中である行動の説明をすると、そんな感じになるね、失礼しました

65 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 19:54:07.30 ID:JVRW0myC0.net
>>32
叔母だと即座に気付けないあなたの人間的な冷たさが恐怖…
>>59
もうこの手のスレで見るウォーターハンマー現象の話は聞き飽きたよ…

66 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:05:32.95 ID:mfDYEk0U0.net
現在進行形なんだけど、うちは旦那(正しくは旦那っぽいもの)がたびたび帰ってくる。
出張中とか帰省中で明らかに帰ってこないはずの旦那が。

ある時はカナダから国際電話で話した五分後に「ただいま〜」って帰ってきた。
時間的な不自然がなければ絶対に疑わないくらい、旦那そのものが帰宅する。 不自然とかない。
で、いつの間にか消えてる。
ごはんの準備とか、視界から外したタイミングで消える。

結婚する前は一緒に住んでてもそんなことなかったから、家が悪いのかもしれない。
最近は慣れてしまって(というか身構えてしまって)本物が帰ってきても疑ってしまう。

ちょっと文章だと伝わり辛いかもしれないけど怖い。旦那に話しても信じてくれない。
一度友達に泊まりにきてもらったらその時は帰ってこなかった。

67 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:11:09.24 ID:SBntsb580.net
旦那の生霊じゃね?

68 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:15:49.20 ID:mfDYEk0U0.net
>>67
かなぁ
生霊なら旦那本人だからまだ気が楽だけど
旦那に擬態した何かだったらと思うと不気味

今日はずっと家にいるから安心してるが
いつか入れ替わったらめっちゃ怖いなとか、ひとりで飛躍して怯えてる

69 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:18:05.11 ID:EymiP2nc0.net
本物にマーク付けとけばいいよw

70 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:31:15.34 ID:Z7FatJLE0.net
ビデオやICレコーダーで声を撮るとかは出来ないのかな

71 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 20:46:49.94 ID:mfDYEk0U0.net
>>70
それね
友達にも勧められたんだけど、
決定的な感じがしてつい避けちゃうんだよね…

でも昔、旦那が会社いってる間に配られたチラシに旦那(偽)が落書きしてて、それを本人に見せたことはある
向こうは私に担がれたと思ってて、笑って捨ててたけど

72 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 21:11:31.20 ID:SBntsb580.net
ほん怖で上地雄輔がやってたな、自分以外の自分が付き合ってる彼女を母親に合わせて結婚するって言ったり商談に遅刻したのに同行した上司に良くやってくれた!とか言われたの創作かもしれんがDoppelgänger的な者なのかもね

73 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 21:15:14.43 ID:SBntsb580.net
読みづらくてすまん

74 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 21:22:02.14 ID:JVRW0myC0.net
本当の怖さは、現時点での「イタズラ」に、
大した悪意は感じられないようにみえる所…なんだよね

旦那さんは、独身時代も結構おモテになる方だったんじゃないかなぁ…
そんな感じがするけど、もしくは奥様もモテたようだから
逆にそっち方面からなのかな…
だとしたら相当手が込んでいて手ごわい感じもするけど
まぁ、なんだかんだ言ってもほんのりだね。
気の持ちようで絶対に跳ね返せるレベル。
じわじわ責められて少しずつ消耗していくのは思うつぼ。

そんなもの私には通用しないという
熱い闘志がそういう物を遠ざけるんだけどね。

でもオチ的にはイタズラ好きな旦那さんの生き霊っぽい感じもする。
旦那さんは自分でも気付いてないけど、
よほど奥様の事を愛してるんだろうと思う。

どちらにしてもほんのり。
自滅するのが一番良くないから。

75 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 21:50:31.89 ID:mfDYEk0U0.net
ごはん食べてきていた

うーん、私も旦那もモテるタイプではなかったw

まぁ、深刻に考えると怖いんだけど実害もないし、気にしてもどうにも出来ないからなぁ…
引っ越したらでなくなるかなって期待もあるし

あまり悩まないようにします

76 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 22:17:49.47 ID:KyNePfXS0.net
ドッペルゲンガー的な?
どうも生霊とは解釈が違うらしいんだ

77 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 22:31:48.51 ID:mfDYEk0U0.net
ドッペルゲンガーかぁ…
どうなんだろ?
見たことないので、そうかすら解らない

今度遭遇したら勇気出して「誰?」って聞いてみようかな

78 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/11(月) 23:11:08.40 ID:+M/2gMcH0.net
>>66
旦那と死に別れた自分からすると、
とんでもなく羨ましい話だなぁ

79 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 01:09:26.49 ID:zCrSzFAx0.net
>>66
旦那の鼻を押して見たら本物と偽物が分かると思うよ

80 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 01:43:44.76 ID:i+PEibb20.net
>>52読んで思い出したけど、不思議なトンネルがあったなー
電車のトンネルだけど、よく友達と利用する路線で、いつも二人でしゃべりながら、
乗ってたんだけど、(少し田舎でそんなに人が乗ってない)
そのトンネルに入るといつも自分はしゃべるのを止め、ボーッとしてたらしい。
トンネル出るとまた普通にしゃべりはじめてたらしい。
自分ではトンネル内の記憶がいつもなくて、無口でボーッとしてた記憶もない。
そのことに気がついた友達が自分にたずねたが、こっちは無意識だからわからん。
で、トンネルを意識して乗り込んでもやはり、記憶ない。
あれはなんだったんだろう?w

81 :!omikuji@\(^o^)/:2016/07/12(火) 02:32:44.21 ID:suuHPcdu0.net
>>79
節子、それコピーロボットや

82 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 07:42:32.66 ID:2PDRWDWp0.net
>>80
トンネル入ると寝ちゃう人?

83 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 08:18:08.96 ID:do5SdVP+0.net
独り暮らしをしてた頃の話です
窓を開けると公園が見える部屋に引っ越して、初日から金縛りにあうようになり、その日から毎晩続きました。
仕事が忙しく、帰宅も遅かったので疲れてるせいだろうと思い、
休日にはしっかり睡眠を取ろうと昼寝をしたら、明るいうちから金縛り、そして空中をぐるんぐるん振り回される感覚…
さすがに怖かったけど、今目を開けられたら空中浮遊してるのが見えるかも!とか思って頑張りましたが、指一本動かせません。
何とか解けた時には頭がぐるぐるしてました。
そしてその夜もまたいつものように金縛りに…
もう一週間続いていたし、安眠を妨害されてかなり腹が立っていたので、心のなかで「もういい加減にして!私はこの部屋が気に入ってるし、引っ越したばっかりでお金もないから出て行けないんだ!」というような事を強く念じつつ、枕元の気配と戦いました。
口からシャーッと猫が威嚇するみたいな感じで、
声にならない声で叫び続ける私…
はたから見てたら私の方がはるかに怖かったと思いますが、
全く動けなかったから仕方ないです。
しばらくして体が動かせるようになった時、なんとなくもう大丈夫というか、来るなら来い!って気持ちになり、その後は平和な夜が戻ってきました。

後日、部屋の前の公園近くで、数年前に若い女性が亡くなられたと聞きました。
教えてくれたのは、夜になると公園の近くに屋台を出しているおじさんで、その人は視える人でした

84 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 08:39:43.92 ID:L5AEIr9x0.net
後日談が酷い蛇足すぎる

85 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 12:09:21.29 ID:VxX4khkb0.net
そうでもないよ

86 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 13:30:16.64 ID:XyMOENzH0.net
>>66と似たような話を知り合いから聞いたことがあるな

その知り合いが中学生の頃の話。冬のある日、体調不良になって学校を早退して家で
横になり、気が付いたら夕方になっていた。その時、家から一時間ぐらい掛かる
進学校に通っている姉が戻って来たそうだ。いつもと違い真っ青な顔をして髪の毛も
清潔な姉とは思え無いぐらいぼさぼさで…で、その姉が自分の部屋に入って扉をかけ
たのと、まだ体調が悪かったので知り合いはもう少しだけ寝ていたら、およそ一時間後
いつもと全然同じ感じの姉が返って来てさっきのは何だったって話になった。
知り合いの作り話だと思って姉は最初取り合わなかったらしいんだが、ベッドに誰かが
寝ていた跡があり、しかも長い髪の毛が落ちていたそうな。
それ一回だけで二度と同じようなのは現れなかったそうだが、未だに正体不明で思い出
すと怖いとか云っていた。

87 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 15:12:47.39 ID:O549uUTS0.net
何処でも扉を使用したんじゃないか

88 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 16:20:15.66 ID:BT7zJm300.net
>>86
それ別の次元の姉だね
おそらく過去のどこかで歴史の分岐点があった筈

その別次元の姉に相当する人物が
時空間を超えて来てしまったんだろう。
どうやらすぐに自分の次元に帰れたようだけどね。

どういう話かと言うと過去の選択で
優秀な姉としての次元もあり、並行して不遇な人生を送る姉の次元もある

はっきり言えばオカルトではないと言う事だから安心していいよ

89 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 16:48:49.37 ID:5bwFa0nZ0.net
高校時代の話だが。

中学時代に色々あって不登校になった俺は、地方の寮がある高校にいかされた。
そしてその寮にも当たり前のように七不思議というのがあったりオカルト話もあった。
その中の一つに「吉田さん」というのがあった。
噂では昔寮でイジメにあい首をつった吉田さんの霊、ということだった。
寮の使われていない部屋に12人でいき、電気を消して一人ずつ数を数えていく。
「イチ」「ニィ」「サン」・・・と、するといないはずの13人目の「吉田さん」が「ジュウサン」と答えてくれる、というものだった。
実際には部屋が満室だったので誰も吉田さんを呼び出そうなんて思わなかったんだが
5月の連休に自宅に戻った後、そのまま学校を退学した生徒が出たり
色々あって1学期終了前に辞めていく生徒もおり
ある部屋が完全に「空き」になった(ちなみに2人部屋)
夏休みに入ったこともあり、オカルト的な話もよく出ていたので、誰の発案だったのか覚えてないが
吉田さんを呼び出そう、という話になり夜こっそり声をかけた12人で集まって空き部屋に入り込んだ。

90 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 16:53:13.46 ID:5bwFa0nZ0.net
(続き)
廊下の光りが入ってこないように、扉についてる窓にはガムテープをはりつけた。
そして、電気を消して、一人ずつ「イチ」「ニィ」・・・と声をかけていった。
ちなみに俺は11番目で12番は同室の中村(仮)だった。
暗闇のなか、いやでも期待が高まっていた。
順番がきて俺が「ジュウイチ」と声をかけると隣の中村が「ジュウニ」と数を読み・・・
その後、沈黙が流れたあと、ふっと緊張感が崩れ「なんだよ吉田さんこねーじゃん」と誰かが文句を言い出した。
「あーあ」「あちぃ〜よ」「吉田さーんこないのー?」と一斉に声が沸きあがった時、
それにかぶさるように「ジュウサン」と誰かの声がした。
その瞬間、誰かが「うわあああ」と叫んで走り出した気配がし、扉が開いて廊下の明かりが室内を照らし、狭い部屋はパニック状態。
俺も思わず誰かを押しのけて廊下に飛び出した。
その後冷静になってみんな顔を確認したが全員で12人。
誰も欠けてないし誰も増えていない。
「なんだよ」「誰の冗談だよ」「趣味悪ぃよ」と口々に文句を言うなか、俺の隣にいた同室の中村(仮)だけが黙り込んでいた。

気になったので後からそいつに聞いてみたら「俺がジュウニって言った瞬間、誰もいないはずの俺の左側で誰かが動く気配がしたんだよ」
「でもさ、俺の左側って壁じゃん?俺一番奥にいたし、誰も動くわけないじゃん?でさ、ビビってたら、その壁のところにいる誰かが「ジュウサン」って言ったんだよ・・」
「誰にも言うなよ。頭おかしいって思われるから、誰にも言うなよ」と真っ青な顔で言ってた。
その夜、俺も中村も怖くて一睡もできず、こっそり二人で音楽をかけながらグダグダつまらない話をして恐怖と戦った。

すまん。容量の関係でさらに続く。

91 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 16:54:23.51 ID:5bwFa0nZ0.net
申し訳ないが、その後、吉田さんが何かしたとかそういう話は一切ない。
ただ、翌日、食堂のおばちゃんが「見たことが無い背の低い坊主の子がいる」「誰か友達を連れ込んだんじゃないか」と問題になって
寮長が各部屋を確認してまわる、ということがあった。
そして、この「背の低い坊主の子」は教師も階段で目撃して問題になったのだが、寮生は誰も目撃してない。
教師も見間違いだろうということで結着がついた。

特に霊的な話も聞かず、中村が呪われたということもなく、3年の寮生活を終えた。
その背の低い坊主の子が吉田さんなのか、それとも別件なのか。
あの時「ジュウサン」と答えたのが誰なのか今も謎。
オチなくてスマン。

92 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:02:29.03 ID:DR9jWNgk0.net
オチが無ければリアリティが出ると思ったら大間違いだぞ!

93 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:06:39.69 ID:5bwFa0nZ0.net
そういわれても本当にオチがないんだよ
その後中村とお祓いにいったほうがいいんじゃないかとか
盛り塩のやりかた調べたりしたんだけど、結局何もやらないまま夏休みに突入
新学期前に戻ってきたら、教師が「背の低い坊主の子をみた」という噂だけ伝わってきたけど
特に何があったわけでもないし、中村も家族でハワイにいったとかで真っ黒に日焼けして健康そのもので戻ってきて
あれだけ怖がってたのに、寮に戻ってきたら「俺の隣でジュウサンって吉田サンが答えてさぁ。
俺呪われたかと思ったよ〜(笑)」と笑い話にしてるし。
結局、ちょっとだけ話題になって、その後終了。

94 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:28:13.77 ID:v3+H4q6a0.net
どう見てもジュウサンって言ったの中村やんそれ
ネタにするつもり言ったら大事になったから咄嗟に嘘ついたんだけじゃん

95 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:38:30.92 ID:gv0z6S3w0.net
本当に吉田くんの霊なら淋しくて出てきたのかな、と哀れに思うし
中村くんの嘘ならそんな嘘ついて話題の中心になりたい中村くんの性格が怖い(虚言癖?)

96 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:46:10.29 ID:5bwFa0nZ0.net
>>94
中村は俺の隣にいたから、中村が言ったなら他の誰がわからなくても俺がわかったはずなんだよな
実際、中村の「ジュウニ」って声は聞こえてたけど「ジュウサン」はもっと離れたところから聞こえたし
中村の声とは全然違う、ちょい高めの幼い声だった
一応、声の感じとか目撃談からすると、中学生っぽい印象を受けるんだよな。

97 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 17:55:52.66 ID:i+PEibb20.net
>>82
寝てないと思う。友人曰く、短いトンネルで私の目はあいてたらしい。
意識して、もうすぐトンネル!と気合い入れてても、どっかに飛んじゃう。

ほんのり怖いか微妙だが、自分は怖かった話もあるわ。
大学卒業後数年。友達数人と、よく旅行をしてた時期。
旅行にいく前に、「誰かの親戚が急逝して途中で帰る」という夢を見た。
もちろんそんな縁起でもないことは口にできないから黙ってたが、正夢になった。
一度なら偶然で済ませれたけど、その後も集まる友達の家族・親戚の不幸なことを夢で見てた。
脳梗塞で救急搬送の連絡がくるとかは、まだ20代でみんなの親も若いから、
絶対うちの親(高齢)だわwwと思った。違ったけど。
何度かあって怖くなって旅行行くの止めちゃった。
何で自分に無関係な人たちの不幸がわかってたのか謎だわ

98 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 18:08:45.25 ID:RtzuTxXM0.net
>>86
扉をかけてたって事はやっぱりどこでもドアか…
てか、その髪の毛DNA鑑定してみれば良かったのにね
もしかしたらお姉さんと違うDNAだったかも知れないんだしさ

99 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 18:37:11.42 ID:EIaPRWUC0.net
まだ2ちゃんねるを知らない頃の話
メンヘラの子との会話録
「こないだ、こんなことがあってさ」
「〇〇だと思われ…」
「え、何が?」
「それは〇〇だと思われ」
「え、どっち?」
「それは〇〇だと思われ」以降、無限ループ

それから程なく2ちゃん用語を知った。

100 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 22:41:09.61 ID:H/5p05Cb0.net
>>83
ひょっとして、大阪の都島?

101 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 23:19:02.50 ID:zcPUHJJp0.net
>>100
おいやめてくれよ
高倉公園じゃないだろうな

102 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/12(火) 23:22:57.22 ID:hkvczdkO0.net
>>100
何か心当たりあんのか、怖えーだろいきなり

103 :83@\(^o^)/:2016/07/13(水) 07:28:12.38 ID:B1gdngnp0.net
>>100
大阪だけど市内じゃないです。
都島の話が気になります。

104 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 09:40:11.68 ID:OeEgS+xK0.net
オカルト要素はなく個人的にほんのりした話

学生の頃、家〜駅までの道を歩いてたら後ろからアジア人ぽい言葉で話してる人がくる事に気が付いた
ボソボソ話してるけれど電話かな?と特に気にせず歩き続けて信号待ちで止まったら、そのアジア人らしき人と距離が縮まってよく声が聞こえる距離になった
そしたら「アーヤッテチョッパリ!アーヤッテチョッパリ!」とひたすら繰り返し言っていて、チョッパリ=日本人disという事だけは知ってたのでおかしいなと振り向いたら大柄の男が道行く人を睨みつけながら独り言繰り返してた
その時周りには女性ばかり5人くらい歩いてたけど信号変わったらみんな小走りで駅まで逃げてた
振り向いたらその男は道の途中にある中華屋に入っていって、あそこの店員かな?ヤベー!と興奮して言葉の意味も知りたかったので2ちゃんに書き込んだら釣り扱いで相手にしてもらえずw

後日その中華屋で店員同士の刺傷事件があって、どうやらあの時の男が日本人店員を刺したみたいで震えた

105 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 09:48:08.19 ID:uZU7ZK1B0.net
在日チョンは全員死ねって事やな

106 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 09:59:09.27 ID:AEuUKD460.net
15年ほど前の話になりますが・・・
小5の時に父が転職をしてその関係で引っ越しをしたんですが、
しばらくしてから、そのマンションで若い女性の霊を見ることがありました。
規則性が無く、夜現れることもあれば昼間現れることもあり、
いつもあちこちを怖い顔で睨みつけていて、とにかく近寄りたくないといつも思っていました。
うっかり目が合うとものすごい形相で睨みつけてきて、殺されるんじゃないかと逃げたこともありましたが、
特に母に対して執着しているようで、料理をつくってる母をじーっと睨みつけていました。。

中1の夏休み、仕事のある父を除いた母と私と妹の三人が母方の田舎にいっている間に
父が職場の若い女性と駆け落ちして、私たちの手元には父の残した借金だけが残りました。
その為、引っ越しをすることになり、新しく借りた部屋は前の部屋と違って古かったのですが
霊がついてくることもなく、その後霊を見ることは一度もありませんでした。

私が高校2年の頃、父の知り合いという人から連絡が入り、父が脳梗塞で倒れて入院をしているから世話をして欲しい、と言われました。
母は一人で行くといいましたが、母を心配した私も付き添いで病院にいきました。
病室にいたのは、前のマンションで見かけた「若い女性の霊」にそっくりな女性でした。
私は、ああ、なるほど。アレは自縛霊じゃなく、父の浮気相手の生霊だったんだ。
だから私を睨みつけ母を睨みつけていたんだ、と納得しました。

その女性は悪びれた風もなく「一緒に暮らしてただけで、結婚もしてないから私が病人の面倒をみる理由が無い。
荷物は家に送るから、後は全部よろしく」と言いました。
私は離婚をすすめましたが、母は父にまだ愛情があるのか、それとも責任感からなのか父の世話をし始め
母は、運動障害が残る父のリハビリを手伝い、嚥下障害のある父に毎日ご飯を食べさせ毎日世話をしました。
その後、その女性を家でもリアルでも見たことがありません。
父に対する執着が無いから出てこないんだと思います。
生霊になるほど父に執着していたのに、別れる時はあっさりしたもんだなぁと不思議な感じがします。

書いてたらあんまり怖くなかった。すみません。

107 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 10:09:28.38 ID:DxLVWt590.net
>>106
やはり1番怖いのは、幽霊よりも生きてる人間なのかと思う。

108 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 10:39:20.10 ID:J1556fA00.net
嫌な間女と浮気おやじだな 三船みかの母親みたい

109 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 11:37:52.66 ID:uZU7ZK1B0.net
奥さん子供捨てて浮気女と長年一緒に暮らしてたら内縁関係にならね?責任と賠償求めたらよかったのに。お金云々じゃなくその女に地獄の苦しみ与えるって考え方ね

110 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:04:56.93 ID:ZGWO1FfA0.net
8年くらい前、悪友のKと2人で地元にある心霊スポットのダムへ行った時の話。

8月の暑い夜、いつものように2人で暇して、俺の運転でドライブしてたんです。
地元は結構な田舎でどこを見廻しても山が見えるみたいなとこ。
その日は街の中を走るのにも飽きてきて、山道を走ろうってことになりました。
で、ただ山道を走るんじゃなくて、心霊スポットへ行こうってKが言いだしたんです。
オカルト好きな俺はノリノリでKの案内する山の中のダムへ向かいました。

街から山へ入り、街灯もまばらになってきた頃、Kの指示で益々暗い脇道へと左折。
道もどんどん狭くなり、街灯も全くなくなりましたが「雰囲気あるな〜!」なんてハシャギながらどんどん走って行きました。

すると、カーブを曲がった先に赤い橋がありました。
車1台しか通れないような幅の狭い橋で、暗さと、木々と、道の曲がり具合のせいで、突然目の前に現れたように見えて、凄く不気味に感じたのを覚えています。
それに、その橋の半分を過ぎたくらいから、何だか視界が狭くなるような、後ろへ引っ張られるような感覚があって少し息苦しくも感じました。
それでもオカルト好きな俺達は、そんな感覚にも盛り上がってました。

111 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:07:47.58 ID:ZGWO1FfA0.net
(続き)
いよいよ橋を渡りきった先がダムでした。

どこのダムもそうだと思いますが、ここのダムにも、村が沈んでるとか自殺があったとか、まぁありきたりな噂は色々ありました。

そんな話をKとしながら、少し道の広くなった所で車から降り、ダムの方へ歩いて行きました。

1本しかない懐中電灯はKが持っており、俺は暗闇で視界がほぼきかない中、
「こっち?ここがダム?」
とか言いながらガードルから身を乗り出して下を覗き込みました。

少し離れた所であっちこっちを照らし、ブラブラその辺を見て回っていたKは、
「そうそう、そこがダム」と俺の方へ向き直し、こっちへ歩いて来るようでした。

ガードレールの向こうは急な斜面になっていて、どうやらその下の方に水が貯まっているらしい事が微かな水音で分かった。
ただ、木や雑草がかなり生えていて、暗いせいもあり目を凝らしてもダムの様子は分からない。
それどころか、目の前の木や草でさえもぼんやりと輪郭が分かる程度で、色や形をはっきりと認識することは出来なかった。
それくらい、明かりのない山の中は暗い。
薄い月明かりも木々に遮られた斜面までは照らしてくれない。

112 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:10:06.27 ID:ZGWO1FfA0.net
(続き)
ダムから吹き上げてくるひんやりとした風を頬に感じながら暗闇を見つめていると、だんだんその深淵に引っ張られるような感じがしてきた。

重い。
身体が後ろからじんわりと加圧されるようにダムの方へ押される。
頭がぼーっとする。
夢を見ているような意識が引き込まれる感覚。
ふいにKが隣へ来てガードルの向こうを懐中電灯で照らして、
「なんも見えねーな」
その声にハッとなって、
「おー...」と適当に相槌を返し、懐中電灯の照らす円形の視界を目で追っていました。

その時、斜面の少し離れた左下の方から、
カサカサ...ガサ...ガサガサガサ
と、草の中で何かが動く音がしました。

俺もKもめちゃくちゃ驚いて
「うわぁ!!」と叫んで、そっちを照らして目を凝らして固まりました。
K「何?誰かいんの?」
俺「野生動物かなんかじゃねーの?」
K「お化けかな?」
俺「猪とかだったら、やばくない?」
K「雑草で何も見えねぇ」
とか話ながら、音の原因を探して目を凝らしていると。
懐中電灯の明かりが何かをとらえた。

113 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:12:44.83 ID:ZGWO1FfA0.net
(続き)
人影だった。

木と雑草でよく見えないけど、斜面をこっちへ向かって登って来てる!
「え?なんで?人?」そんな事を言いながら混乱してソレから目が離せない。
怖くて逃げたい気持ちと、ソレが何か突き止めたい好奇心とが葛藤して、俺はしばらく動けずにいた。
が、車に向かってダッシュで逃げたKの背中に
「おい!懐中電灯!」と叫んだ次の瞬間、近づいてくるソレが、何かブツブツ言ってるのが分かった。
...なに?喋ってる?
全身に鳥肌が立ち冷たい汗が噴き出す。

ソレのブツブツが少しハッキリしてくる距離まで来てやっと、俺はヤバい、逃げなきゃと思って走った。

Kは、もう運転席に座ってエンジンをかけていた。
俺も慌てて助手席に乗り込んだ。
車は急発進し、その場を離れた。

114 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:12:49.38 ID:NDnaIBFb0.net
そういう女はほっといても破滅的な人生を雪だるまのように転げ落ちるだけだから放置でいい
父ちゃんはアレだがお母ちゃんの慈悲の心に(複雑な心境だと思うけど)胸を打たれたわ
しかし、生きてる人間は怖いなぁ〜

115 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:15:12.16 ID:ZGWO1FfA0.net
(続き)
2人とも無言で車を走らせ山を降りた。
街へ戻ってきて、すぐに解散するのも怖かったのでファミレスに入った。

ドリンクバーを頼んで一息ついた所で俺は
「さっきの...なんだったんだろな...Kも見た...よな?」
と恐る恐るKに声をかけたが、Kはまだ油汗をかき震えが治まらず返事は無かった。
それ以上何も言えなかった。

そのまま朝まで黙ったまま2人でファミレスのソファに座っていたが、外も明るくなってきたのでKを家へ送った。

車を降りて玄関に入って行くKの後ろ姿を見送りながら、俺はさっきの人影のブツブツを思い出していた。

そいつは、

「こっち来い...こっちぃ...K...来いよぉ...K...」

Kの名前を呼んでいた。

あれから何度連絡しても、Kからの返事はなかった。
そのまま俺らは疎遠になった。
Kに何があったのだろうか。

116 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:27:24.07 ID:NDnaIBFb0.net
>>115
>あれから何度連絡しても、Kからの返事はなかった。
>そのまま俺らは疎遠になった。
>Kに何があったのだろうか。

最後雑すぎw
Kに聞けよww
バレバレの創作は痛いぞw

117 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 13:45:12.58 ID:JgiBrd6m0.net
最近このスレでの長文系は読めなくなったなぁ。
2レス分程度なら何とか読めるがそれ以上になると飽きてくるのか読めなくなる。
歳のせいかのー。

118 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 14:32:11.94 ID:Co2ZhykD0.net
おいおいお前ら、また作家先生とその信者がファビョるからやめろw

119 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/13(水) 14:53:50.99 ID:r/0fkcjN0.net
ガードルとブラブラでほんのり(〃ω〃)

120 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:56:38.77 ID:K/gkcxibY
初投稿です。

今まで怖い話読むばっかだったけど、
実際に怖い体験をして、解決し、自分の中でも落ち着いてきたので、
ネットで話したくなり、書きます。

怖いと言っても、私が怖かっただけで、文章にしたら面白くないかも。
文章下手なので読みにくかったりしたらすみません。
あと書き溜めたら長くなった。すみません。

121 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:57:11.92 ID:K/gkcxibY
私(K):会社員。20代・女。西日本在住。

19歳の時、家が引っ越す事になるまで住んでいた町がある。

で、一年ほど前、
昔住んでいた町が懐かしくなって、
今はどうなっているかと見に行った。

前に住んでいた家をみにいって(特に変わりなし)、
その後遊んでいた近所あたりを散策。
その後通っていた小学校の方まで行った。

「K?」
同じ歳くらいの女性に声をかけられたが、
誰だかよく分からなかった。

「そうですけど、すみません、失礼ですが・・・」
「えー誰か分からない?Nだよ、N」

122 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:57:47.33 ID:K/gkcxibY
N。
彼女は某震災の時に避難してきた同級生で、
家が近かった事もありよく遊んでたし、登下校も一緒だった。

「N?全然わからんかった〜!久しぶり〜!え、なんでおるん?」
「出張でこっちに来たんだけど、懐かしくなってこの辺見に来たんだよ〜」
「おお!私もだよ。今は引っ越してこのへん住んでないんだけど、久々に見に行こうかって思って」
「え、すごい偶然じゃない?」

私たちは子供の頃のこのあたりの話で盛り上がった。
あのスーパーで一緒に遊んだよねだとか、
あそこに空き地があったとか、そういう話。

Nが、急に思い出したように手を叩いた。
「ねえ、小学校の裏手に山があったよね?」
「あったねえ。みんな秘密基地作ってはすぐ壊されてたよね」
「うんうん。ねえ、ちょっと行ってみない?」
「え?ダメでしょ。小学校の所有地なのに」
「確か裏手からだと、人に見つかりにくかったじゃん」
「ああ・・・」
その山は小学校側からだとアスレチックなどの遊具も取り付けられていて学校からも丸見えなんだけど、
その裏側は団地に繋がっていて、人目みるとどこかの所有地とは分かりにくかった。

私は考えた末頷いた。
「分かった。見るだけね」

123 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:58:21.14 ID:K/gkcxibY
私とNは、小学校の敷地をぐるりと周回するように山の裏手にいってみた。
昔はグラウンドも校舎も大きく感じたけど、大人になった今は小さく感じた。
グラウンドの遊具も記憶とはかなり様変わりしていて、
懐かしいような、別の場所を見ているような、
不思議な気持ちだった。

山は、全然変わってなかった。
昔も小学校側から山に入ってこっちから出て行くのが
流行ったなぁ、と考えていると、
急にNが、山の中に入っていった。
ズンズンと、躊躇なく。
「え!?ちょっとちょっと、入ったらダメでしょ!」
頭の中に職質される自分が浮かんだ私は
必死でNを止めた。


急にNは無言になってしまい、
私は走って追いかけて、Nの腕を掴んだ。
なんだかやたらと冷たい腕だと思った。
「N、ダメだって。入ったらコレ不審者でしょ。小学校だし、ヤバイって」
Nは答えなかった。
「N?なんとか言って」
Nの腕を強く引っ張ってこちらを向かせた。

124 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:58:49.90 ID:K/gkcxibY
こちらを見たNの顔が、なかった。
なかった、っていう言い方が正しいかは分からないし、
あれを文章としてどう表現したら良いか分からない。
のっぺらぼう、とかいうんじゃない。
空洞になってるのでもない。
頭はそこに存在してるんだけど、
なんていうか、視覚がNの顔を認識しない。
ありそうなんだけど、ない。
そんな感じ。


私は腰が抜けて何もいえなかった。
元々怖がりだし、ヘタレだし、そのくせオカルト好きだし、
もうそこでこれはオバケだと思った。


今度はそこらじゅうに響き渡るような声がNから発せられた。
「K(私の名前)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!K〜〜〜〜〜〜〜!
昔はたのしかったよねえええええええええええええええ
手をつないで帰ったりいいいいいいいいいいいいいいいい
F(他の友人の名前)と三人で遊んだりいいいいいいいいいいいいいい」
頭痛がするような大音量だった。

125 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:59:19.51 ID:K/gkcxibY
私はもうなんていうか、混乱してしまって、
足もガクガクするし、体に力も入らなくて、
転びそうになりながら逃げようとした。
そこでもおかしな事が起きた。
山の出口はすぐそこなのに、
走っても走っても全然近づかない。
そこに地面のコンクリートが見えてるのに、
ランニングマシーンみたいに、足はずっと『そこ』を走ってる。
そのことに気付いてさらに混乱した。


その時、全然違う誰かの声が聞こえた。
「おいっ、何してる!?」
その瞬間、急にぱっと普通の世界みたいな感じに戻って、
私は転げ落ちるみたいに山からおりた。

126 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 15:59:50.63 ID:K/gkcxibY
声をかけてきたのは普通のおじいさんだった(ほんとに単なる通りすがり)。
私は心臓がばくばくで、なんとか今あった事を話そうとした。
「今、私の子供の頃の友達が、そこに、そこにいませんか?」
「は?」
意味が分からないというようにおじいさんが山の中を見て、
「誰もおらんよ」
と言った。
私は振り向くのがこわかったけど、
でも確認せずにもいられなくて、
そっと振り返ったけど、そこにはもう普通の山があるだけだった。
「今、私、この山で……ずっと声が聞こえてて。友達がこの中に入ったんですけど、
急に、顔がなくなって、それで」
なんか、自分で言ってて途中からすごく胡散臭く聞こえてきた。
その証拠に、おじいさんも
「いや、なんかあったんなら警察に言え」
というような事を言って、胡散臭そうな顔で私を見ながら去っていった。

私は怖くて、急いで駅にいき、電車で自分の家に帰った。
周囲の人がまたあんな風になるんじゃないかって不安で仕方なかった。

127 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:00:12.39 ID:K/gkcxibY
家に帰ってから家族に話し、
会社でも同僚に話したり、飲み会で友達に話したりしたけど、
「こわーい」程度の反応で、多分誰もそこまで信じてない。

私もそれから三ヶ月ほど何もなかったので、徐々に恐怖心が薄れ、誰にも話さなくなっていった。

ある日、とある友人から、
Fに私のLINEのIDを教えても良いかと聞かれた。
Fは小学校、中学校の同級生だが、
何年も連絡をとっていないので、正直「友人」という呼び方が
あっているかは分からないが、まあとりあえず、元同級生だ。
ただ、仲介にあたった友人が信頼できる人物だったので、
変なことはないだろうと了承した。

するとこんなやり取りになった。
長いやり取りだったので要約する

F:突然ごめんね。Nって覚えてる?

私はぞっとした。
Nとは3ヶ月前に出会った彼女だ。

128 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:00:34.44 ID:K/gkcxibY
私:覚えてるけど、何で?
F:怖い事があった。私、この間会社からの帰り道に、Nに会った。
  久しぶりだねって話して、思い出話とか楽しくしてたん。
  それで、「小学校にいかない?」ってNに誘われた。
  もう夜遅かったし、そんな肝試しみたいな事できないって断ったら、
  ものすごい力で腕掴まれた。
  行こうよ、行こうよって何度も誘われて、
  だんだんNがヒステリックになってきて、
  怖くなって逃げ出した。
  その時に、後ろから「K(私)も誘うから!
  三人で今度行こう!小学校じゃなくても良いから、昔遊んだところに」って
  ものすごく、信じられないくらい大きな声で言われた。
  翌日からはNとは会わなかったけど、
  昨日また会った。
  怖くて違う道から行こうとしたのに、気付かれて、追いかけられて、
  「F〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」って大声で呼ばれて
  急いで家に帰った。
  K(私)の名前が彼女から出ていたので、友人をつたって私の連絡先を聞いた。

要約するとそんな話だった。
これだけの話なら「怖いねー」で終わらせたかもしれないが、
私もあの体験があったので、正直チビるかと思った。

129 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:01:09.56 ID:K/gkcxibY
私:実は私もちょっと前に…

と、先日の話をしたら、Fに電話しても良いかと聞かれ、了承した。
以降は電話のやり取りになる。

F「ねえ、どういう事だろう。私かなり怖いんだけど」
私「笑わないで聞いてほしいんだけどさ、Nってもう死んでるんじゃない?それであれはNの幽霊とか」

洒落怖とかホラー映画とか、怖がりのくせにそういう話が大好きなわたしは
早々にそう結論づけた。

F「ないでしょ!そもそも結構普通っぽかったよ。足もあったしw」
私「でも、私はNが普通の人間とは思えなかったんだよね…。
  大体さ、私と会った時は、出張でこっちに来たって言ってたんだよ。
  なのにFと会ったのは三ヵ月後で、しかも夜にそのへんいたんでしょ?
  おかしいでしょ……」
F「いや……、やめてよ、まじ怖いわ」
私「Fってまだ昔と同じとこ住んでるの?」
F「そう。小学校の近く。実家住まいだから」
私「私はあれからNとは会ってないから、そのへんの地縛霊とか……?」
F「とりあえず死んだ前提で話すのはやめようよw
  どうにかNに知られずに生きてるかどうか確認する方法ないかな?」
私「N転勤族だったしなぁ……。共通の友達もおらんし……」

130 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:01:35.39 ID:K/gkcxibY
F「私おるよ」
私「ほんま!?」
F「Nって●●大学(超有名私大)出身なの」
私「まじ?めっちゃ頭いいな……」
F「私あそこに友達が二人ほどいってて、その子たちの話聞いてた時に、
  Nと同姓同名の名前が出た事があったん。
  私の小学校の頃の友達と同じ名前だわって言ったら、
  写真見せてもらったら、Nだったん。
  あの子らに言ったら生存確認くらいしてもらえるかも」
私「頼んでいい?」
F「うん」
私「Nには知られん方がいいと思うよ」
F「分かっとる」

という感じで電話が終わった。

結論から言うと、Nは普通に生きてた。
今は東京住みだそうだ。
某有名企業(大学と言い、ほんとのエリートだ……)に務めてて、
バリバリのキャリアウーマンだそうだ。

131 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:01:59.88 ID:K/gkcxibY
その報告の電話はFからもらったが、
その時Fは半泣きだった。
私「どしたん?」
F「またNと会った……」
私「嘘でしょ?だって東京に住んでるんよね?」
F「また、遊ぼ、遊ぼって何度も何度も。そんで、K(私)に連絡がつかないから
  連絡先教えて、ってすっごい大きい声で言われて、もう怖くて。
  家の前まできて、そんな大声で叫ぶんだよ。
  でもさ、家族はそんな声聞いてないって言うの。
  ありえないよ!だって町内放送レベルの音量なんだよ!?
  もう気が狂いそうだよ。怖いよ」

私は考え込んでしまった。

そこで思い出した事がある。
関係があるかはその時分からなかったが、
Nは中学時代、いじめられていた。
直接は知らないが、中学1〜2年生の頃、
彼女から相談を受けていた。

132 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:02:25.10 ID:K/gkcxibY
ちょっと話が脱線するが、
Nはいわゆる、男受けがよく、女受けが悪いというタイプの典型の女の子だった。
とは言え、別にぶりっ子じゃない。

顔はそんなに良くもない。
ただ、色白で、程よくぽっちゃりしていて、
頬がピンク色で、髪がサラサラで、
性格がおっとりしていて、人がよくて、素直で、ちょっぴり運動オンチっていう。
男性の方が聞いたら「良い子じゃん」と思うだろうし、実際良い子なんだが、
こういう子はとにかく女からは受けが悪い。
顔がそんなに良くないからこそ、
「あいつブスだよね!(なのにモテやがって、と聞こえない言葉が続く)」とか言われてしまう。

本人は男女分け隔てなく接しているつもりでも、
彼女のようなタイプが男と話すだけで、
女は陰口を言う。女性の方は多分全員頷いてくれるんじゃないかと思う。

133 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:02:47.77 ID:K/gkcxibY
Nが受けていたいじめは、Nのそういうところから来ていたのではないかと思う。
実際、最初の頃は女ばかりにいじめられていた、と。
ペンケースを隠されたり、イベントの班にいれてもらえなかったり、
というところからはじまる。
その空気が男子にも伝わり、面白がった男子らが
今度は雑巾をNに投げたり。
暴力沙汰にはなってないが、Nは誰にも言えず、私はよく相談を受けていた。
私は最初は親身に聞いていたが、
親に言いなよと言っても「言いたくない」とばかり言うNの状況は改善せず、
私は家が遠かった事もあり話を聞く以上のアクションは取らず、
お互い高校受験がせまってくると、ほとんど連絡をとらなくなった。
ただ、「小学校に戻りたい」と執拗に言っていたNの言葉が
今になって蘇ってきた。


私「Nに連絡とれんかな」
F「まじ!?」
私「だって東京にいるN自体は普通なんでしょ。なら話しても平気でしょ。
  その友達から連絡先聞けるかな」
F「……まあ、聞いてみるわ」

その後、Fから、Nの連絡先をもらった。

134 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:03:19.19 ID:K/gkcxibY
電話番号も教えてもらったが、
最初から電話はなぁ、と思ったので、
とりあえずLINEで連絡をとった。

結果、Nはものすごく喜んだ。

N:K〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?
  やばい、めっちゃ久しぶり〜〜〜〜!
  元気〜〜〜〜???

みたいな。絵文字やスタンプを使った
可愛らしいラインだった。

私:久しぶりだね!最近Fと連絡とってて、
  Nも昔よく遊んだよねって話してたら懐かしくなって。

と、本題は伝えなかった。

N:本当?!私も、KとFに会いたいって
  ずっとずっと思ってた!
  ほんとにほんとに思ってた。

なんかグイグイくるな、とちょっと気になった。

135 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:03:50.05 ID:K/gkcxibY
私:今東京なんでしょ?
N:そうだよ〜。頑張って働いてるよ!Kは?
私:私も一応OLやってるよー。
N:えー!OLのKみたい!会いたい〜!すっごく会いたい!
  今どのへんに住んでるの?

私はざっくりとした住所を教えたんだけど・・・

ああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
まじで、ほんとに、解決した今でも、教えるんじゃなかったって思う。
この少しあとに起こる出来事が完全にトラウマになったので。

N:へえ、このへんなんだ。今グーグルマップで見てるよ。

は!?!?
いや、別に良いけど、普通友達の住所聞いて、
グーグルマップですぐに検索するって変じゃないか?

N:ねえ、今●●っていう看板が見えるとこ見てる。ここから近い?
私:うん。そこから………

136 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:04:17.43 ID:K/gkcxibY
変だなと思いながらも、
私は自分の家への詳細を教えた。
Nの幽霊(?)の事は忘れてた訳じゃないけど、
このNはちゃんと生きてて実在するんだし、
アレとは無関係だろうって思ってた。

N:あっ、あった!ここ?わ〜〜素敵な家〜!
  遊びにいきたいー!めっちゃいきたいー!
私:まじで(笑) そんな良い家でもないけど、
  もし今度こっちきたら遊びにきなよ!
N:うん!いや、もう今日いく!今日いっちゃう〜!
私:まじで(笑) ウケる(笑)



ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

その瞬間だった。
窓がすごい勢いで叩かれた。
私はNとやり取りしている緊張感もあって「わあっ!」と声をあげながら
窓を見ると、窓ガラスからNが見ていた。
笑って、楽しそうに、
「きたよ〜〜〜〜〜〜」
って言ってる。

137 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:04:39.88 ID:K/gkcxibY
嘘でしょ!?と思って、
泣きそうになりながら階下にいる両親を呼んだ。
両親がくるまでに、
私「え、Nなの?」
N「そうだよおお。久しぶりだねえ」
という短いやり取りがあった。
もう死ぬかと思った。
何で?東京にいるはず。嘘だったの?と泣きたくなった。

両親が何事かと部屋にきて、
「そこに人がいる!」
と半狂乱で指差す私に、
両親は窓の外を確認して、
「何もいないよ……」
と不気味そうに言った。
実際、窓の外を恐る恐るみたら、もう誰もいなかった。

138 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:05:04.91 ID:K/gkcxibY
あまりに不安で仕方がなかったので、
警察を呼び、パトロールしてもらう事になった。
詳細を話している時に、申し訳ないと思ったが、Nの話もした。
ラインのやり取りを見てもらい、Fとの一連のやり取りも話した。
警察にNが働いている東京の会社を告げると、
警察がその会社に電話をし、
Nが今日出社していたかという確認をとると、
今日の9時前に出社し、20時過ぎに退社しているという。
まじかよ……と思った。
(冒頭にも書いたが私は西日本在住だし、
20時過ぎからこっちにくるのは絶対無理)

私の話がオカルトめいていたせいか、
もしかしたら警察はあまり信じていなかったかもしれなくて、
パトロールを今夜から数日してもらえる事になって、
また何かあったら知らせてほしいとの事だった。

139 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:05:32.70 ID:K/gkcxibY
警察が帰ったあと、
Fに電話して、泣きながら報告した。
Fも泣きそうだった。
F「なんなんだろ、これ……」
私「家教えた直後にアレだもん。Nが絶対関係してる」

私たちは以下のふたつの説を考えた。

・こっちにいるNは実はNじゃなくて別人。Nと通じていて、私たちに嫌がらせをしている
・Nをかたった幽霊。

ただ、やっぱりどっちかというとオカルト系なんじゃないかと、
そういう結論になった。

私は檀家の住職に相談してみることにした。
優しくて法事の時の説教もこちらに分かりやすいように話してくれるし、
昔から知ってる人だから話しやすいと思った。
葬儀なんかで忙しいらしくて、なかなかご本人と連絡がとれなくて、
電話をもらったのは翌々日の昼間だった。
その間はNと出会う事はなく、Fも何事もなかったそうだ。

140 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:06:27.39 ID:K/gkcxibY
お坊さん「ごめんなさい、連絡が遅くなって」
私「いえ、お忙しいのにすみません。あの、ちょっとご相談があって」

私は今までの出来事をできるだけ細かく話した。

お坊さんは話をじっと聞いたあとに、
考えるように言った。
「Kさん、これは私の推測だから、
これが本当かどうかは分かりません。
この推測が間違っている可能性もあるから、
事件の可能性も捨てず、気をつけて過ごしてほしいんです」
そう前置きをしてからお坊さんは言った。

「Nさんは、生霊を飛ばしているのかもしれません」
「生霊って、あれですか、嫉妬とか恨みとかを強く念じすぎて呪いになっちゃうとかの」
「そうですね。Kさんは、Nさんが中学時代いじめられていたと言っていましたね」
「はい」
「小学校に戻りたいと言っていた、と」
「はい。……あっ、Fも私も、小学校の頃遊んだところに行こうって誘われました」
「そう。もしかしてですけど、彼女は、今でも小学生の頃に戻りたいのかもしれない」
「ええ……?でも、いじめは中学の時の話だし。その後は良い大学に入って良い企業に入って」
「そこでも辛い思いをしているのかもしれませんよ」
「……」

141 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:06:58.76 ID:K/gkcxibY
お坊さんは、
「あまり長くはお付き合いできませんが、もしよかったら、
今週末にでも、そのFさんと、その小学校周辺を一緒にまわってみましょうか」
「えっ、いいんですか」
「はい。ただ、私に何ができるかは分かりませんけどね。
あと、葬儀などが入った場合はお付き合いできません。
それで良いですか」
「良いです。すみません、お忙しいのに」

Fに連絡すると、ぜひに、との事だった。
幸いお坊さんも時間がとれたので、
日曜日、お坊さん(袈裟とかじゃなく、普段着ね)と、Fと、私で、
小学校周辺をうろついた。

私「この間は、ここでNと会ったんです」
お坊さん「そうですか……」
三人で周辺をうろついていたが、特に何もなく、
時間だけが過ぎていった。

142 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:07:22.83 ID:K/gkcxibY
あまり長時間拘束しても申し訳ないし、
そろそろ帰ろうかという時、
「あっ!KとFだ〜〜〜〜!」
とすごく嬉しそうな声が聞こえてきた。
私とFは硬直した。Nだった。

「嬉しい!三人で遊びたかったんだ!
ずっと!ずっと!ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」
『ずっと』を繰り返すNに、私とFは完全に引き攣っていた。
逃げ出したかったが、その前に、お坊さんが
「こんにちは」
と穏やかにNに話しかけた。
Nはその時はじめてお坊さんに気付いたような顔で、
「どなたですか?」
と問い返す。
お坊さんは
「Kさんとお友達の住職です。Mといいます」
と自己紹介をした。

すると、急にアレが起きた。
最初に会った時に起こった、Nの顔がなくなるやつ。
私は絶句して、Fはぶるぶると震えていたが、
お坊さんがぎゅっと私たちの手を握った。

143 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:07:45.24 ID:K/gkcxibY
Nは、
「友達なんですかあああああああああああ
いいなあああああああああああああああああ」
と、また例の大音量で話し始めた。
怖くて仕方なかったが、お坊さんは、
「ちょっと一緒にお話しましょうか」
とにこにこしながらNに語りかけた。

嘘でしょ、と思ったが、小学校近くの公園に四人でむかい、
(Nはその間消えたり現れたりした。もう私は気を失う寸前だってくらい怖かった)
ベンチに腰掛けて話した。
そこは昔、よく三人で遊んだ公園だった。
その時は懐かしいなんて思う心の余裕がなかったが、
Nはしきりに「ここ懐かしいいいいいいいいい!すごく懐かしいいいいいいいいいい!」と
騒いでいる。

144 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:08:16.37 ID:K/gkcxibY
お坊さんは、私たちに、昔はどんな事をして遊んだか、という質問からはじめた。
私とFは怖くてほとんど何も話せなかった。
Nがほとんど一人で喋っていた。
彼女の言葉は時々途切れたりした。
「あそこの……――ぉぉ、ブランコでよくふざけて絡まったり……」
時々「ね?」と話をふられた。
最初は会話して良いものか分からなかったが、
お坊さんに「ほら、お話しましょう」と優しく諭され、
次第に話せるようになっていった。

同級生の話、好きだった男の子の話なんかをしたあとに、
Nが
「あああ、小学生に……戻りたいぃ……」
と言った。
お坊さん「戻りたいのは、小学生の頃?」
N「はいぃ……。だって、その後、何もいい事なかったし。
  明日も会社いくのやだ。死に……ううん、生きる。生きる生きる生きる。
  生きるから、お願い、つらい、つらいの」
お坊さん「そうか、辛いか」
N「つらい、つらい、つらい」
そこから一分くらい、Nが消えた。
いなくなったのかと思ったが、お坊さんが、「まだ」と言ったので、そのまま待った。
またNが出てくる。

145 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:21:34.98 ID:K/gkcxibY
N「わたし……友達、いない」


お坊さん「いるよ。私とたくさん話しただろう。わたしと友達だ」
N「……」
お坊さん「Kさんも、Fさんも友達だよ」
一瞬ぎょっとしたが、でもNが生霊を飛ばしている(?)理由はなんとなく
察しはじめたので、私もFも頷いた。
私「友達だよ」
F「話くらいなら、いつでも聞くよ」
N「でも、でも、もう、毎日が、つらくて」
私「会社もつらい?やめても良いんじゃない?」
N「でも、頑張って、しゅうしょく、したのにぃ」
お坊さん「頑張ったね。でも、頑張らなくても良い時だって、ありますよ」
F「こっちにきたら良いよ」

話がそのへんまで進んだ時に、ふっとNが消えた。

146 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:22:17.63 ID:K/gkcxibY
私「まだですか?」
お坊さん「……分からないけど」
私「分からないんですか?」
お坊さん「私もこういうのははじめてだから。話には聞いた事あったけど、こういう事もあるんですねえ」
苦笑しながらお坊さんが立ち上がった。

「でも、原因は分かったでしょう?ここで『あの』Nさんと話すのも良いけど、
根本はNさん本人にあります。
電話でもして、話を聞いてあげたらどうでしょう。
それと、怖いかもしれないけど、『あの』Nさんも
悪い事はしてないでしょう?」

私「いや……山に引きずりこまれそうになりました」
「懐かしい場所で一緒に遊びたかったんでしょう。
またそういう事が起こったら、
今みたいに話を聞いてあげてください。
少なくとも、そこで殺されるとか、怪我をするとか、
そういういわゆる怖い話のような事は起こりません。
霊にはそこまでの力はありません。
呪い殺すとか、そういう話が全くこの世にないという訳ではないけど、
そういった呪いはもっと大掛かりな手順がいるから。
Nさんはそういう類の人ではないですよ。
ただ、君たち二人は、本物Nさんと少しずつで良いから、
話をしてあげてください」

147 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:22:38.91 ID:K/gkcxibY
お坊さんが帰り、Fとはカフェで話をして解散した。
お互い、Nに電話してあげようという話になった。


最初の電話は他愛もない話で終わったが、
三度目の電話のあと、私にちょうど東京出張の話が入り、
怖かったがNを誘って飲みにいった。

Nはすごく嬉しそうだった。
帰ってほしくない〜!ずっと東京にいて〜!と
しょっぱなから言われた時はちょっと引いたが、
楽しく話をした。

二軒目でゆっくりしている時に、
Nが「重い話なんだけど、聞いてくれる?」と話を切り出してきた。

中学時代いじめられていたが、
高校、大学でもいじめられ、会社でも嫌がらせを受けているという。
いじめの内容は、
ひどくもなく、かといって受け流す事もできないものだった。

最初書いた通り、彼女は同姓に嫌われやすい感じの子なんだけど、
やっぱり女にいじめられていたらしく、
高校では2年生の途中から無視されるようになり、
大学では同サークルの先輩の彼氏を取った(男から告白されたらしい)として
聞こえるように陰口を叩かれ続け、
会社ではそのサークルの先輩の友人がいて
ちくちくと地味な嫌がらせを受けているらしい。

148 :本当にあった怖い名無し:2016/07/13(水) 16:22:59.15 ID:K/gkcxibY
ひとつひとつは大した事なくても、
ずっと続いていると爆発しそうになり、
最近は小学校の頃の事ばかり考えていた(この辺お察し)。
あの時が私の人生の中で
一番楽しい時期だったかも、とNは苦笑気味に語っていたが、
ああいう出来事があった私としてはNは本当に苦しいんだろうな、と思った。

N「この間、Kの住所聞いてグーグルマップで検索してたじゃん、私」
私「あっ(トラウマ)、う、うん」
N「あれさ、キモかったよね、って後から気付いて。ごめんね。
  私さ、なんかちょっと病んでるよね、ってよく言われるんだ。
  でもさ、自称病んでる、みたいな子っているじゃん。ああいう子にはなりたくなくて、
  誰にも言わなかったんだけど、私やっぱおかしいのかも。
  Kに対しても、この間のラインのやり取りとかずーっと見てて、
  思い返したりしてんの。やばいでしょ」
私「うーん……」

実際、グーグルマップはちょっと、いやかなり引いたが、
それを言ってもはじまらないと思って、その話題は流し、

「会社やめて、こっちで休んでも良いんじゃないかなあ」

と提案してみた。

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