不可解な体験、謎な話～enigma～ Part99

本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／

子供の頃、婆ちゃんと電車乗った記憶がある。

尼崎に住んでた婆ちゃんに連れられて国道2号線から電車に乗った。
よく揺れる小さい電車に乗って、俺はずっと窓の外を見てた。
電車の脇をボンネットの飛び出た車が走っていた。途中のホームは低くて小さくて、皆落ちそうになって電車を待ってた。
ガタガタ揺られて、梅田を過ぎて交差点の近くにあった終点で降りる。
警察官が交通整理をしていた。
そこから乗り換えた。乗り換えたのは京阪の支線だ。初めて乗る路線に俺は興奮していた
途中に婆ちゃんが「花菖蒲を見よう」と言って公園前で降りた。
淀川側の公園で、俺はアイスクリームを買って貰った。
公園には鳥が飼われていて、俺は婆ちゃんに餌を買って貰って食べさせた。
鳥は鴨やアヒルや白鳥だった。
それから又電車に乗った。電車はトコトコ走っていった。途中で本線に乗り換えて、俺の家まで送って貰った

と言う記憶がはっきりあるんだが、俺が生まれた時には、国道2号線に電車は走ってなかったそうだ。
滋賀に婆ちゃんの妹が住んでいたので、京阪石山坂本線に何度も乗ったとかで、それと混同してるんじゃないかと親は言ってる。
あと、淀川縁の公園は城北公園だろうけど、そこに京阪の線路はなかったそうだ。
夢にしては記憶が鮮やかで、今もよくわからない