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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない? 335

400 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/07/01(金) 16:03:08.61 ID:z1XYFOpt0.net
家は三階建で洋風な雰囲気の一軒屋だった。玄関から出てきた人は電話のイメージ通りの
小奇麗なおばさんでいかにもお金持ちって感じ、雰囲気もよくてニコニコと挨拶をしてくれた。
営業担当が周りに人がいないことを確認してから一通り見積もりの流れを説明してから家に入った。
中はとにかく綺麗な感じだったけれど異様な匂いがした。マスクを着けないで来たことを抜いても
普通の腐乱死体のあった家とは比べ物にならない程臭かった。営業担当は顔色を変えていなかったけれど
お客がこの中で平然としていることが不気味だった。

三階が現場らしく、お客を一階に残して二人で階段を登っていった。階段を一段登るごとに臭いが段々強くなっていき
三階に着いた所で絶句した。床一面に猫の死体が山ほどあった。思わず吐きそうになるのを
必死に抑えて営業担当が下に下りていろっていう合図をしたからその通りにした。
それから1時間は2階でぼんやりしていたと思う。営業担当が降りてきて200匹いたと言った。
春先で腐敗がそこまで酷くないこととウジが沸いていないことを説明された。
数をもう一度確認すると、丁度200匹とのことだった。普通の一軒屋に何でそんなに猫の死体があるのかより
丁度200匹っていう数字がとても怖いもの思えた。
1階に下りるとお客がさっきと変わらない様子でいてそのことも余計に気味が悪かったけれど
営業担当は淡々と見積もり金額を伝えてお客も了承し、契約書を交わして日取りの打ち合わせを済ませた

帰りの車の中で「やれるか?」と営業担当に言われたけれど、何も言えなかった
入社した時に説明されたペットはあくまで所有物という言葉を何となく思い出した。

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