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後味の悪い話 その163
- 366 :3/3@\(^o^)/:2016/06/30(木) 16:15:03.32 ID:dc1FtV6F0.net
- その後数学者は敬虔なキリスト教信者となり、他人に優しくし、人のために生きる人間となった。
彼は街の子供にお菓子やおもちゃを配ったり、浮浪者立ちを家に呼んで食事パーティをしたり、現金をあげたりまでした。
家に呼んだ浮浪者達に好きな物を持って帰るように言い、挙げ句の果てに家までを浮浪者にやり、自らが路上生活となる。
ある日路上で新聞にくるまって寒さをしのいでいるところを喧嘩した日以来会っていなかった作者に見つけられ、一体どうしたのか聞かれる。
すべてを話すと、作者は彼があまりに酷い暮らしだったのでマンションの一室を借り家具なども揃えて数学者に貸すことにした。
しかし数日後、数学者は拳銃で頭を打ち抜いて部屋で自殺する。遺書には、「この世界は愛で満ち溢れているはずだ。自己犠牲は自分の為でなく人の為だ」と自らの数式を否定することが書かれていた。
しかし、数式も自己犠牲の論も正しく、彼の抗いも無駄なものであった。
文章が拙くてごめん、本当に救いようのない話でただただ後味が悪かった。
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