後味の悪い話　その163

169 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2016/06/22(水) 16:47:16.91 ID:ze08epRc0.net

ちなみにスコットが捜査官に勝って生き延びるエンディングもある

ローレンが生きていた場合（スコット編で容疑者の策略で死にかけるんだけど、プレイヤーがスコットを操作して助けることが出来る）、スコットはローレンに撃ち殺されて終わる
銃を向けられても動じないし反撃しようとも逃げようともしなかった
ローレンに対して何かしらの感情を抱いていたのか、覚悟して達観でもしてたんだろうか

ローレンが死んでいる（助けずに見殺した）場合、スコットが浮かない顔をしながら人混みの中を歩いていくってエンディングになる
このエンディングの題名が「覚めぬ悪夢」
このゲームにはゲームオーバーが無くて、もしプレイヤーが失敗して事件を推理できなかったり主人公キャラが死んでもゲームが進行して、必ず何かしらのエンディングには行き着く
事件を推理できずにこの「覚めぬ悪夢」というエンディングを迎えた場合、プレイヤー的にはスコットが真犯人だなんて知らないわけだから、「スコットは事件を解決できずに悔やんでいる」と受け取れる
しかしスコットが真犯人なのだと理解した上でこのエンディングを見ると、「スコットは覚めぬ悪夢(過去)に囚われ続け、未だに殺人をやめられず、次の獲物を探して街をさまよっている」と解釈できる