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ほんのりと怖い話スレ その117
- 66 :funa@\(^o^)/:2016/06/12(日) 21:20:56.11 ID:bnXaiF/+0.net
- お爺さんの話
お爺さんは泣いていました。「怖え、怖え、怖えんだよ俺は」
夕暮れを過ぎて何時しか人通りが増えて来ました。
「怖えよう、次は誰なんだよう」
通り過ぎる人に優しく注意され、お爺さんはゆらりと立ちました。
「済まねえ、送ってくれや。」
お爺さんはもうよろよろでした。済まねえ、済まねえと
独り言のような呟きを聞きながら、着いたのは地元でも有名な
ゴミ屋敷でした。
口と鼻を押さえてまじまじとお爺さんを見つめました。
お爺さんは苦笑いしながら「よく積み上げたもんだぜ。」と呟き
そうして、急にしゃがみこんで両手で耳をふさぎました。
(続きます)
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