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ほんのりと怖い話スレ その115

922 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/04/29(金) 14:05:22.66 ID:80XUNl1v0.net
ガラス戸は開いている、おっさんは部屋を覗き込み、今にも部屋に入りそう。
霊かどうかというより、そっちが怖かったので、慌ててガラス戸とおっさんの間に割り込んだ。
おっさんは身体越しに物色しながら、職質するような口調と表情で言った。

「びにーるてーぷ」

(!?もしかして隣に部屋の住人か?)一瞬そう思ったが、部屋に戻ってものの数秒も立ってない。
おっさんは勝ち誇ったようないやらしい笑みを浮かべて言った。

「盗ってったろ?」

「盗ってってない!!!」
はっと気づいて、ピシャーンと思いっきりガラス戸を閉めたら、おっさんは消えた。
改めて部屋中を探したが居ない。
少し後に勇気を出してベランダに出てみたが、おっさんも旗も(脚も)消えていた。
以上が昨日未明に経験した内容。

解らない点、というのは「脚の」ことではない。
またおっさんの目的は、相対したからハッキリ解る、おっさんは「部屋に入りこむ事」が目的だった。
また「脚」はそのための道具だったんだと確信している。

解らない点はなぜ「旗」ではなく、「びにーるてーぷ」なんだということ。
もし「びにーるてーぷ」をとってったら、どうなっていたんだろうか。

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