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【オカルト】怖い話・不思議な話総合スレ【統合】2
- 869 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/04/22(金) 00:16:08.42 ID:px8rCjeP0.net
- ありきたりだけど昔の話を一つ
学生の時の話なんだけど、ある日急に夜の山に泊まってみよう!と思い立ってリュックサックに寝袋と菓子パン等を詰めて出かけたんだ
山の入口に来るまでは凄く興奮してたんだけどいざ来てみると怖くて、夜の山って本当に''闇''って感じで耳もあまりの静けさで痛いほどだった
けどここまで来て引き返すのも格好がつかないと思って、意を決して踏み込んだ
正直懐中電灯一つでは物足りなく、歌を歌おうにも動物が急に出てくるのではないかという不安でそれどころではなかった
しばらく進んで行くと電灯で照らすと反射する丸い石のようなものがあったんだ
不気味に思ったけど少し綺麗だなと思って、その時止めておけばよかったんだけどお土産にしよう!と拾い上げてひっくり返して見たら
そこには人の顔が何十個と張り付いていた
思わずゾクッとして捨てようとしたんだけどなぜか体が動かず、目を逸らすこともできなくて
泣きそうになりながら見ていたら一斉に目がガバッと開いてそれぞれの口から男と女を混ぜたような声で喋り出したんだ
怖過ぎて一刻も早くその場を離れたかったけど、相変わらず体は何者かによって押さえつけられているような感じでどうしようもなかった
その声をよく聞いてみると
''イキタイイキタイイキタイイキタイイキタイイキタイイキタイイキタイイキタイイキタイ''
それが''生きたい''って言ってることを理解するのにとても時間がかかったけど、理解した瞬間体が動くようになったから全力で叫び声にもならない擦れ声を出しながら来たであろう道をひたすら走った
ボロボロになりながらどうにか家に帰ったけど、もうその日は目を瞑ればあの玉の記憶がフラッシュバックするから一睡も出来ず、朝まで布団の中で震えながら過ごしたよ
あれがなんなのか分からなかったけど、もう二度と夜の山には近寄らないと誓った
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