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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話(避難小屋)79∧∧

671 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/29(月) 20:15:20.01 ID:Cw66vTRG0.net
>>670
(つづき)
それを追っていくと森の中に、つぎつぎに死体があったそうです。
彼らの死体には、「他殺」の証拠となるような傷はありませんでしたが、
上半身裸の者、靴を履いておらず素足の者、ズボンを前後逆に
はいていた者、近くの小川の中に頭を突っ込んでいた者など、
状態がちょっと変だったそうです。
地元の人間が、殺害したのではないか?とも疑ったそうですが
(のちに、官憲が捜査したそうです)、だれもその期間に入山した
者はいませんでした。死体を回収しましたが釈然としなかったと。
ただ、不思議なことがありました。若者達が山に出発して二日後の夜、
あたりにものすごい音が響き渡ったのです。「ドッガーーーン」と一回。
そして、近くの山(彼らが登って行った山)の付近が満月のように光った
そうです(夜警の話)。その爆音で、じじいも宿屋で飛び起きたそうです。
その山の光は、ぼーっと続いて、朝方まで残っていました。街の人ほぼ全員
が目を覚まして外に飛び出したので、その奇妙な光の目撃者は多かった
そうです。山が赤く光ったということで、山火事ではないか?なにか軍事的な
ことが起きたのではないか?ということで、調査隊がでたのですが、
何も見つかりませんでした。樹木一本も新しくは倒れていなかったそうです。

「がいな音やったい。床がひびいてのう、窓ガラスもわれたんで。おっとろしや
飛び起きたい。大砲(の弾)がおちてきたんかとおもうたで。」

若者達の死体は、検視されたのですが、死因はわからなかったと、
のちに再度じじいがその土地を訪れた際に、街の警察官が教えてくれたそうです。

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