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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話(避難小屋)79∧∧

637 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/24(水) 20:47:14.12 ID:71UeF84m0.net
>>636
(つづき)
それは死体でした。その死体は、首がなく、下半身が裸で、両足をつるで縛られて、
大きな木の枝からぶら下がっていました。かなり腐敗していましたが、大体の身体
の形は残っていたそうです。両腕は欠損していたそうです。ちょっと腐敗臭が
しましたが、耐えられないほどではなかったと。じじいは、恐る恐る周りを調べ
ましたが、近くに頭が落ちていたそうです。それは、白人のものを思われるもので
した。頭蓋骨にこびりついていた髪の毛が金髪だったからです。腕はついに見つか
らなかったそうです。その衣服、身体の大きさと髪などから、墜落した戦闘機の
搭乗員と思われました。あきらかに、殺害されたか、死後、その死体が損壊されて
いた跡でした。近くの木の枝には、雨風でぼろぼろんなった飛行バッグのような
ものがひっかかっていて、その中を探ると、食料と思われるもの、医療品(薬)、
弾丸などが入っていて、一緒に、鉛筆で書かれた英語の手紙のようなものが出て
きたそうです。じじいは、それを抜き取って自宅に持ち帰りました。読もうと
しましたが、手書きの英語の文章は読めず、また、英語の先生に見せることも
はばかれて、自宅の水屋の中に食器と一緒にいれていました。この話をしてくれた
時に、「まだ家にあるはずやが、こんど見せてやらい」と言っていましたが、結局
見せてはくれませんでした。じじいは、あれは、だれか村の人がやったのではない
か?と思ったそうですが、とりたてて、それを村人に尋ねはしませんでした。戦争
の裏面の一つを掘り出すこともなかろうと思ったからだそうです。子供の私には、
その思いを理解できませんでした。

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