∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Ｐａｒｔ79∧∧

347 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2016/04/23(土) 18:39:08.33 ID:uMMwoRAK0.net

変だな…と首を傾げた話。
大学生位だった。当時、家で産まれた親子のゴールデンレトリバーを飼っていた。いつも通り2頭と散歩していると、急に里山に登りたくなった。
池に面している里山は今は鹿対策に網が張ってあるが、当時は無く私達は快調に登っていた。前にも登っているので、少しするとぽっかり開けた草が生い茂る広場に出れば帰ろうと思っていた。
下山中、なぜか帰り道がわからなくなって足を止めた。登って来たと思う道を見ても、急斜面しか見えない。池側を見ても急斜面て道なんた無いように見える。
「どうしよう…山越えて別の地区に出るか、池回って対岸の道路に出るか…」
犬達もなんか落ち着かないようでそわそわしている。もう1度池側を見ると、赤い首輪を着けた真っ白な犬が眼下を歩いていた。
帰れるチャンスだと思い、犬を呼んで急斜面を降りた。道に出た時に足元にお地蔵様…思わず手を合わせました。
先に行っていた犬達は出口付近で待っており、さっきの白い犬はどこを見てもいませんでした。犬なら、私より先ににおいに気付きそうなものなのに…と思って不思議に思っていました。