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後味の悪い話 その160
- 835 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/01/03(日) 21:38:24.51 ID:GUxU7e360.net
- 2つの相反するストーリーの内どちらが真実かは不明のまま、てことかな
芥川龍之介「藪の中」のような
そういえばそれと上に出てきたHM卿の話で思い出した、同じ作者ディクスン・カー「火刑法廷」
ある人物が殺され、しかもその死体を収めたはずの棺から死体が消失
もしこれが人による仕業だとしたら不可能犯罪が二度起きたことになるため、
ある魔女の肖像画にそっくりな女性が、実はその魔女の生まれ変わりで、魔術で事件を起こしたのではないかと疑われる。
そこにある名探偵がやってきて、現実的に可能かつ、他の人間が犯人であるとする推理を披露
犯人にされた人間はその場で無実を訴えるが、名探偵は直前に犯人から渡された飲み物を飲んで死んでしまう。
探偵は自分の死をもって真犯人の正体を証明したのだ、ということで事件は解決した。
・・・と思ったら、魔女の嫌疑をかけられた女性の独白が最後に示される
「それにしても私が魔法を使ってしたことに超自然的ではない解決を与えるなんて信じられないわ。さすが名探偵ね。
さあ、次は誰を私の仲間にしましょうか」
この部分が女性の妄想であれば、おそらく名探偵の推理が真実だろうからこれ以上の事件は生じないが、もし妄想でないとしたら
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