ほんのりと怖い話スレ　その113

449 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/12/21(月) 12:40:31.72 ID:t1/cTsoU0.net

厨房のとき、トイレ掃除だった。自分含めて3人で掃除してたんだけど、自分以外の2人が掃除中に不可解な行動、発言をするようになった。
トイレの突き当りに白いもやが見える、下半身動物の妖怪？がいる、など。
2人はオカルト好きってわけでもない。霊感がもとからあるのかは知らない。そもそも3人とも掃除場所、クラスが同じだけで、日常生活であまり接点もないので、2人がグルになって騙していたとは思えない。

なんとなく、部活仲間で霊感がある友人Yにこのことを話してみた。Yはよく校内でも霊を見ていたから何かわかるかと思ったのだ。

後日Yと件のトイレでばったり会った。すると唐突に「この前話していた奴、みたよ」という。

どうやら下半身が動物だというのも同じらしい。これから用を足すのに現場でいきなり言われてしまったので少し寒気がした。

その後の掃除では、2人のちょいちょい不思議な言動があるだけで、あまり怖くはなかったのだが、今でも鮮明に覚えていることがある。
最後のトイレ掃除をしているときに、例の2人が「あそこに人がいる!!」とトイレの突き当りを指さして叫んだ。
人といっても下半身が動物のあいつである。
ここまで言ってなんだが、自分は結構オカルト好きである。だけど、2人のように私はいつものように見えなかった。

それがなんだが悔しかったし、実際に何にも見えなかった（2人は指さして喚いているけど）ので、

「え??なんにもないじゃんｗｗ」

と言ってわざと突き当りまで行き、いるであろう場所に立ち止まった。

すると、2人が同時に

「○○、右肩に手置かれてる!!!」

…2人同時に本気で言われたからビビって逃げてそのあとの記憶はあまりない。

最近なんか右肩だけが乾燥肌になっているから思い出して書いてみた。
いまでもあいつは何者かは分からない。