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山から石持ち帰るとヤバい

220 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/12/07(月) 17:33:28.76 ID:n/cmZ7+V0.net
石じじいの話です。

石を求めて深山に分け入ることの多かったじじいですが、たまげるような経験を
したことが、たびたびあったと言っていました。
或る日、深い谷に入って石を探して、その夜は、営林署の小屋に泊まりました。
もちろん一人で。沢の流れの音しかしない場所だったそうです。その谷沢をのぼり
きって、違う谷に降りる予定で次の日、沢をさらに上り始めました。
沢が狭くなって、何本もの倒木が行く手をふさぎ、下をくぐれば水に浸かるし、
越すには横になった幹をのぼらないといけないし、ということでヒイヒイいい
ながら上っていました。倒木をまたいだときに、沢の上流を見ると、そこに白い
着物の長い髪の毛の女性が木の枝からぶら下がっていました。じじいは、驚いて
足をすべらして(湿った木の肌はよくすべるのだそうで)、股間から木の幹に
着地して、睾丸をしこたま打ったということです。金玉の痛みと不気味な女性
への恐怖で、窒息しそうになったそうですが(男性の方々、経験ありませんか?)、
木に抱きついて痛みをこらえていました。痛みが和らいで落ち着いて見ると、
女性とおもったのは、単に白い着物だけだったそうです。枝に掛かった蔦が、
黒い髪の毛のように見えたのです。
しかし、じじいは、気づきました。「なんぞ?この上に人はおらんし道も無いの
に?あの着物はどこから流れてきたんぞ?」
沢を登るには、その着物の横を通らねばならず、こわごわ近くで見ると、やはり、
普通の白い着物です。しかもあまり汚れてない。じじいは、玉の痛みをこらえて、
石の入った重いザックをしょって、谷を登りきったのですが、
そこには、道も家もなにもなかったそうです。

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