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後味の悪い話 その159
- 393 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/10/19(月) 18:04:15.99 ID:ZR1pPntG0.net
- Mは言った。「顔は笑っていたけど、目は怖いくらい真剣だった。
あの時Aがナイフでも持ち合わせていたら、本当に殺されていた」。
その邂逅の後、MはいつAに出くわすかと真剣に怯えるようになった。
Aが住んでいるのは同じ中学校の校区内。思い立てば包丁を持ってMの自宅を訪問することだって出来る。
Mはすっかりノイローゼ状態になってしまい、とにかく此処から離れなければと思って、
「誰が尋ねても絶対に自分の居場所は明かさないでくれ」という言葉を置いて、
僅かな荷物とともに夜逃げ同然に上京してきたのだという。
精神障害2級の人間が一体どれだけヤバいのかは知らないが、
Aは間違いなく自身の人生をMに台無しにされたと思って、今もMへの報復の術を考えているのだろうし
MはAへの行為の結果が自分に返ってくることを恐れて、平穏な生活という名のレールから脱落してしまった。
因果応報というか何というか…あまり聞きたくない上に忘れがたい話だった。
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