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後味の悪い話 その159

318 :10.19 1/3@\(^o^)/:2015/10/13(火) 17:47:15.52 ID:rrz0L7930.net
今年のプロ野球のペナントレースは巨人ファンの俺としては後味がよくなかったけど、俺的に一番後味悪かったのは1988年のパリーグの優勝争い。
(少し思い出補正が入っている)
当時は西部ライオンズが8年連続優勝するなど無双状態だったが、その西部と優勝を争っていたのが今は亡き近鉄バファローズ。
厚い選手層を誇っていた西部とは違い、少ない選手を何とかやりくりして戦ってきた近鉄はまさに満身創痍といった感じで悲壮感が漂っており、プロ野球ファンも西部ファン以外は近鉄に優勝させてやりたいという雰囲気だった。
で、優勝争いはシーズン最終戦までもつれ込み、近鉄が勝てば優勝、負けるか引き分ければ西武が優勝という状況になった。

後味悪いのはその最終戦である10月19日の近鉄対ロッテ戦。
その日はダブルヘッダーで、第1試合は近鉄がロッテに辛くも勝利した。
そして優勝がかかった最終戦である第2試合は点を取ったり取られたりのシーソーゲームとなり、回を重ねるにしたがって緊迫感が増し異様な盛り上がりをみせた。

どのくらい盛り上がっていたかというと、この試合は当初はTV中継が予定されていなかったのだが、テレ朝が自局の看板ドラマ番組を中止して急遽放送をしてみたり、その後番組のこれも看板報道番組「ニュースステーション」の中でも長い時間をかけてライブ中継したくらい。
ちなみにこの日はリクルート事件強制捜査や阪急ブレーブスの身売りやらブラックマンデーから1周年とビッグニュースが目白押しだったのだが、テレ朝はこの試合をこれらに優先して放送したのである。
当時のニュースステーションのメインアナの久米宏は我が強い男で、野球中継が延長されて番組のスタートが遅れようものなら、生放送中にも関わらず文句を言うほどだった。
その久米が「川崎球場が大変なことになっております」と言って、視聴者と一緒に戦況を見守ったほどで、一進一退の攻防に、冗談ではなく日本中が固唾をのんでいた。

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