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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?329
- 310 :鮫島君の話3/3@\(^o^)/:2015/08/10(月) 00:51:47.80 ID:mKWfIBxA0.net
- 私は鮫島君と口を聞くのはそれが初めてのように思えた。
私がそうだと答えると、鮫島君は少し嬉しそうに口元を曲げるとこう続けた。
「そうだ、キミに見せたい物があるから、これから僕の家に来ない?」
私は戸惑ったが、申し出を断る言い訳が咄嗟に思いつかなかったのと、どことなく鮫島君の発する不気味なオーラーに圧倒されて、ついつい「少しだけなら」と答えてしまったのである。
私は鮫島君と一緒に自転車を押しながら彼の家へと向かった。
鮫島君の家は比較的綺麗な一戸建ての家だった。
しかし、もう夜だというに窓という窓に灯りが無く、まるで人が住んでないような廃屋のような気配さえ感じた。
鮫島君はガキを開けて、私を玄関の奥へ招き入れた。
「家族とかはどうしているの?」
私がそう質問すると、どうやら鮫島君の家には父親がいないらしく、母親は夜遅くに帰ってくるのだという。
鮫島君は二階へ上がっていき、自分の部屋へと入っていった。
私も彼に続いて部屋へ入ろうとしたが、部屋の中は真っ暗で、鮫島君は立ち止まったままだ。
「ようこそ、僕のコレクションハウスへ!」
鮫島君は部屋の電気を点けた、その瞬間、私の目に飛び込んできたのは
彼の部屋の壁一面に垂れ下がる異様な物体の山。
私はその光景を前にして、慄然として言葉も出なかった。
それらは全て乞食ペニスの剥製だったのである。
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