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後味の悪い話 その158
- 729 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/05(土) 10:45:28.27 ID:N452mIZO0.net
- 連投スマソ
オーストラリアのジョークというか民話?らしいが詳細不明
『油カンガルー』
とある島でひっそりと農場を営んでいるおじいさん
おじいさんは「油カンガルー」という変わったカンガルーを飼育している
「くわっくわっ!」とかわいらしい声でなくのが特徴
しかし、最大の特徴は耳の中に油が入っていること
おじいさんはカンガルーの耳をそぎ落として、その中から出てくる油を、本土からやってくる商人に売っていた
商人は「この油はとても品質がよい。本土の人々もとても喜んでいますよ」と、おじいさんに感謝している。
油カンガルーの耳を切るときは、カンガルーが「ぐわっぐわー!!」と痛そうな悲鳴を上げるので、おじいさんは辛かった
しかし、みんなが笑顔になれるなら、と我慢して油を作り続けていた
「きっと、私の油はランプや美容のオイルに使われているんだろう。みんなが笑顔になること、それが私の願いだ」
だが、実際にはおじいさんの油は、特殊な火薬に使われていた
どんなものでもたちどころに燃やし、破壊する最高級の火薬に
商人は油を本土の兵器工場に売って儲け、笑顔
本土は火薬を外国の戦争をしている国々に売って儲け、笑顔
おじいさんの願いとは裏腹なことに油が利用されていることもそうだが、
おじいさんの考えとは違う形で人々が笑顔になっているという皮肉も、後味が悪い
先述のように、詳細は不明(昔どっかで聞いたが、どこだったか覚えていない)
一応検索すると、オーストラリアのカンガルー島のユーカリオイルが有名らしいから、関係あるかも
親がオーストラリア好きで子供のころよく連れて行ってもらったから、現地の日本人に聞いたのかも
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