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後味の悪い話 その158

455 :彼女と上手にお付き合いする方法(2/2)@\(^o^)/:2015/08/26(水) 01:02:46.89 ID:qnCYOIX60.net
執事たちを痛めつけ上記の情報を聞きだした勇二は、意趣返しにと沙織の父に、沙織をコンクリ詰めにして海に捨てる様子をテレビ電話で送る。
……が、もちろん狂言である。失意の底に沈む沙織の父の前に現れたのは勇二と沙織だった。
父が娘可愛さに自分の知らない所で周りの人間を殺し勇二まで手にかけようとした事に呆然とする沙織は「私はお父様のおもちゃじゃない」と父を詰る。
だが勇二は「ねえさん(沙織)はオモチャじゃないか」とバッサリ切り捨てる。
「際限なく甘やかした父親に責任はあるが、自立するチャンスがありながら何もしてこなかったねえさんは父親の都合のいいオモチャでしかない。
自分はオモチャなんかと一生を共にしたいとは思わない」と。
そして勇二は「自分はどうすればいいのか」と呆然とする沙織に、「自立しろ。他の新入社員と一緒に研修を受け、製品を買う人がどんな人たちか知り、自分の手で金を稼ぐことを覚えろ。
消費者の心をわからないような人間が経営する会社なんて長く続かない」と冷笑し、去っていった。

数日後。勇二は大学のテラスで落ち込んでいた。事情があるとはいえ沙織の家で大暴れし、沙織をこっぴどく振ったがために妹から嫌われ、
弁解しようにも聞く耳を持ってもらえなかったのだ。
そんな中、テラスに見知った顔がやってくる。沙織とその父だった。
「勇二君、沙織が後を継ぐために働きたいと言っているんだ。この前は本当にすまなかった。責任を持って立派な経営者に育ててみせるよ」
「もしも私が自立した経営者になった時は……今度こそ結婚してくれますか?」
ほんの数日前殺されそうになった勇二としては冗談じゃない。
「今度は本気だよ、是非勇二君にわが社を継いでほしいんだ」
「いやだ、結婚は嫌だああああああ!!」
勇二の悲鳴がキャンパスに響いた。

報復が過激とはいえその回完全に勇二が被害者なのに勝手に舞い上がって勝手に勇二を嫌ってる妹は何様って感じだし、
ラストもギャグで締めてるけど父親は「この前の事は水に流して、ぜひ!」とか言い出して本当に反省してんのかって感じ。

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