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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part78∧∧

1 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/22(水) 12:25:17.85 ID:Ra3WBgRp0.net
いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。

※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです。
※嵐はスルーでよろしく>ALL

過去スレは、>>2-10 辺りを参照

38 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM @\(^o^)/:2015/07/24(金) 20:21:39.20 ID:fkEVakQY0.net
知り合いの話。

山道を歩いていると、小さな駄菓子屋に出会した。
喉の渇きでも癒そうと入ってみたが、置いてある商品は見覚えのない不思議なものばかり。
何の動物を模したのか全然わからないお面だとか、硝子瓶に沢山詰められた目玉だとか、
中身が入っているのかゴトゴト音を立てている壺だとか。
描写すると不気味な物ばかりなのだが、なぜか、怖いとは感じなかったのだそうだ。

札に書かれている字も、まったく読めない。
店に人の姿はなく、何度か呼んでみたが、誰か出てくる様子もない。
諦めて、何も買わずにそこを出た。

後日仲間内でこの話をしたところ、
「あんな山奥に駄菓子屋なんかある訳ないだろう」と言われた。
その後も何度かそこを通っているが、あの駄菓子屋はどこにも見当たらないという。

39 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM @\(^o^)/:2015/07/24(金) 20:23:14.25 ID:fkEVakQY0.net
友人の話

湖の傍にあるキャンプ場で、キャンプファイヤーを楽しんでいた時のことだ。
歓談中に尿意を覚え、トイレへと出かけた。
すっきりして帰ってくると、自分の座っていた場所に誰かが腰を下ろしていた。

自分だった。
自分と同じ姿をした背中が、皆の話を楽しそうに聞いている。

立ち竦んでいると、仲間の一人が異変に気がついた。
スコップを手に取り、座っている何かに向かい、灰を一掬いして投げ付ける。

パッと姿が消えた。
誰もそこには座っていない。

他の仲間は一瞬驚いたが、「あぁ、またか」といった顔で話を再開した。
呆然とする彼に、灰を投げた者が説明してくれた。
そこのキャンプ場では、こういったことが結構な頻度で起こるのだという。
経験した仲間も結構いるが、特に何もないから気にするなと言われたそうだ。

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