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ほんのりと怖い話スレ その110
- 670 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/08/08(土) 04:14:20.96 ID:MbSue/LC0.net
- とふいに物凄い量の光の塊が、窓から部屋の中に入ってきた。
それはガリガリに向かっていき、重なりあうと収束していった。
光が消えると、ガリガリのいた場所に見たこともない洋物の椅子(ペルシャ絨毯のような柄)が現れた。
また光の塊が部屋に現れた。今度はいきなり部屋の中から湧き上がるように出てきた。
目が潰れるんじゃないかと思うくらいの眩しさで、一点に収束し消えた。
その場所に刃渡り15cmほどのナイフが落ちていた。
象形文字?のような文様が柄に複雑に刻まれていて刃は緩いカーブを描き、
その全てが鮮やかな緑色(翡翠?)だった。
ナイフを見た瞬間、自分の身体がしっかり動くようになり、思考も正常?に戻った。
やらなきゃやられる。
すぐに自分は短剣を拾い、椅子に迷いなく突き刺した。
椅子の内側からガリガリの唸るような声が聞こえた。
角と牙が生えた幽鬼のようなガリガリの顔がねじれて潰れていくのが
頭の中に映像として入ってくると目の前全部が強い光に覆われて、
意識を失い、気がつくと自分の部屋の床に倒れていた。
時刻は4時半頃だった。
その後確認したこと。
・保存を終えた状態のイラレ
・開いている部屋の扉(絶対に閉じて仕事をする癖がある)
・部屋に漂う犬のような獣臭と何かが焼けたような匂い
・2時間ほど進んでいる時計
・背中に三本爪で描いたような血が出るほどのひっかき傷
夢を見たんだろう、自分でかいたんだろう、で終わらせることにした。
ただ、ナイフだけは気になって(模様と形状があまりに印象的だった)色々ネットで調べてみた。
でも同じようなナイフはまだ見つかっていない。そういうの詳しい人がいたら教えてください。
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