■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ほんのりと怖い話スレ その109
- 868 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/11(土) 15:26:03.75 ID:PKXQsGPX0.net
- 三年ほど前のバイト先から自転車で帰ってた時の話
夜の8時頃だった
自動車が一台通れるくらいの住宅街を走ってた
時間帯もあって人通りはない
十字路を曲がるとすぐ後ろか古い自転車のギコッガシャッガシャッという音がした
バイトで疲れてのろのろ運転だったんで後ろの人が追い越せるように俺は道の左に寄った
でも追い越すどころか距離を詰めてきやがった
ぶつかるんじゃないかってくらいすぐ真後ろでガシャッガシャッ音がした
俺はもしかしてこいつひったくり犯かと思ってスピードを上げた
相手は古そうな自転車だし一気に走れば引き離せるだろうと思った
だがそいつもスピードを上げたのかガシャッガシャッという音は離れない
イラっとして全速力で走った
途中でカバンからパキッと音がしてそっちに気を取られてスピードが緩んだ
ちょうど通りに出たところ止まらざるを得なかった
ひったくり野郎?も止まったみたいでそいつの顔を拝んでやることにした
何かしてきたら殴るくらいは出来るよう大勢も整えて振り返った
そこには誰もいなかった
辺りを見回してもそれらしき自転車はいない
Uターンしたなら後ろ姿が見えるはずだし追い越されたら気づかないわけがない
あんなガシャッガシャッ音を立ててたんだから
疲れすぎて幻聴でも聞いてたのか
俺はまたのろのろ運転で家に帰った
家についてカバンの中身を取り出した
さっきしたパキッは携帯が壊れたんじゃないかと確認しかたが異常なし
最後に内ポケットからお守りを出した
他にパキッなんて音がしそうなものはこれしかない
触ると明らかに縦2つに割れていた
あの自転車が何かは分からんがもしかしたら得体の知れないものだったのかもしれない
お守りが守ってくれたんじゃないかと
思ってる
総レス数 1007
373 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★