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後味の悪い話 その157

614 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/10(金) 10:26:22.70 ID:ecE9w6+I0.net
アメリカのインディアン政策は胸糞話の宝庫だが、中でも究極に酷いのが「サンドクリークの虐殺」。
もし既出だったらすまん。

まず19世紀当時、アメリカはガンガン西へ開拓を進めていったんだが、そこに住むインディアン達は邪魔者とされ、問答無用で虐殺されていった。
そんな惨い仕打ちをされながらも、インディアンの中には白人たちとの和平を望む部族もいた。
ブラック・ケトルが酋長となったシャイアン族もそのひとり。

で、和平派の部族らと白人たちとの会合が開かれ、結果としてシャイアン族がコロラド州のサンドクリークに移ることになった。
・・・なのだが。
ここでインディアン嫌いの軍人チヴィントンが騎兵部隊を率い、サンドクリークのインディアンたちを襲撃した。
合言葉は「殺せ! どいつもこいつも頭の皮を剥げ。大きいのも小さいのもだ。シラミの幼虫はシラミになるからな!」
その時のインディアンたちは男たちが殆ど狩りで出払っていて女たちばかりだった。
数少ない男たちにしても非武装、しかもケトルは抵抗しない証として白旗と星条旗を住処に掲げていたのに・・・。

結局、500人ほどのインディアンたちが惨たらしく殺される悲惨なことになった。

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