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後味の悪い話 その157

484 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/01(水) 08:26:12.46 ID:976Ux5+l0.net
サイコで思い出したけど、同じ作者の「木島日記」であった話。読んだの何年も前で凄くうろ覚えだから簡単に書く
漫画版と小説版を混同してるかもしれん。こい言うと上の人に似てるかもしれんけど、同一人物ではない

木島の知人である折口の義娘がどっかの誰かに見初められて求婚されてしまい、折口は木島と共にその求婚相手に会いに行く
娘を見初めた男Aは見た目も中身も知恵遅れっぽい雰囲気だけど、胡散臭い宗教団体から「天皇」として崇められて祀り上げられていて、本人もまんざらではない様子
Aの側近の老人が言うには、今正式に天皇陛下として即位している者は偽りの天皇であり、Aこそが天皇の血を引く正真正銘の本物の天皇であるらしい
その後、木島たちとAと老人は、宗教団体が呪いの儀式を行っている現場を目撃する
呪いの祭壇に掲げられていたのは八咫烏の紋章
つまり、宗教団体は天皇陛下を呪い殺そうとそていた
宗教団体は実際には、Aが本物の天皇だなどとは思っておらず、現在の天皇を暗殺し、馬鹿なAを代わりに天皇の座に据えることで、この国を牛耳る計画を立てていた
老人は宗教団体に抗議するが、殺されてしまう
Aは老人の死に怒り、宗教団体に飛び掛かるが、返り討ちにあって殺されてしまう(たしか小説版だと、愛しい義娘を庇ってけなげに死ぬ)
その後どうやってかは忘れたけど、宗教団体は壊滅
木島と折口と義娘は無事に家に帰れた
一息ついた折口は「宗教団体の呪いの儀式は失敗しちゃったね」的なことを言う
それに対し、木島がこんなことを言う
「いえ、あながち失敗していなかったのかもしれません。何故なら、本物の天皇だったAが死んだのだから」
折口が目を丸くして終わり

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