後味の悪い話　その157

261 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/06/20(土) 13:32:42.73 ID:d1EP/sQz0.net

本編が、というより、読者の反応が後味悪い話。
本編は、スマホアプリで週刊連載されている、いじめを取り扱った漫画。
ストーリーは、昔いじめを行っていた主人公Aが転校先で
当時のいじめ被害者Bと偶然再会し、復讐されるというもの。（AB共に女の子）
このアプリ、コメント機能というのがあって、そこに書き込まれるコメントが本当にひどい。
前提として、
・いじめられっ子Bは、便器の中に顔突っ込まれる・眼球に蜘蛛ぶち込まれる・性的暴力etc...
をされ、そのために不登校になり、精神を病み、現在も精神科に通い、投薬治療を行っているが、
パニック障害やらフラッシュバック等の後遺症に悩まされている。
・いじめっ子Aは自分のしたことをいじめだとは思わず、被害者Bの前で「あんなの大したことない」と一笑
・被害者Bはクラスの人たちに加害者Aが昔自分をいじめていたことを告白（具体的にされたことまでは言っていない）
・主人公Aが元いじめっ子であるということで、彼女への制裁としてのいじめが始まる。
（と言っても、一回だけ机に落書きされた程度。
この漫画、登場人物の心理描写がメインで、いじめ表現自体はきつくない。
※ただし、いじめられっ子Bの過去は相当えぐい感じに描かれてる）
・被害者Bが加害者Aに「一言でも謝ってくれたらいじめのことはバラさなかった」と言うが、
いじめっ子Aは反省どころか悪びれる様子もなく、
終始「Bのくせに」「Bの分際で」「死ねばいいのに」「あたしは悪くない」「なんであたしがこんな目に遭わなきゃいけないの？」
（…という程ひどいいじめをされている描写は無い。クラスで誰も話しかけてくれないという程度）
とひたすら「可哀想なあたし」という感じで、
いじめられっ子Bがいじめに遭っていたとき、こんな気持ちだったのかなとかいう考えは一切無い。微塵も無い。