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後味の悪い話 その156

666 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/17(日) 10:57:47.30 ID:TAjMBgED0.net
>>657
この作品は前篇(灰ビルのパート)はサスペンス、中篇(Aのパート)はホラーで、終盤(カルト教団登場してから)は完全にギャグになってるって構造
正直言って灰ビルの殺し合いはつまらないんだけど、Aがレイミの正体を探る部分は本当に怖くて面白かった
それが終盤はギャグになるから、大真面目に読んでると物凄く脱力させられる
作者は完全に確信犯

Aのパートでは、怪物レイミが誕生したのは海外のカルト教団が儀式を行って異界への扉を開いたことが原因だってのが分かる

で、終盤では、Aの調査した資料にあったカルト教団の教祖ご本人(外人)が実際に登場して、描写とかから教祖の底知れぬ邪悪さとか恐ろしさが伝わってきて怖い
レイミの肉体を奪われた男が教祖に対して「日本語で」悪態をつくんだけど、そしたら教祖が歩み寄ってきて男に強烈な蹴りをお見舞いして、
「○○トハ何ダ!コノ、ウンコヤロー!俺ハ数年コノ国ニ居タカラ、少シワ日本語分カンダヨ!」みたいに片言の日本語で、しかも容姿とは裏腹に妙にかん高い声で叫ぶ
この瞬間からこの作品はホラーとしては崩壊する。天使が登場した辺りからその予兆はあったんだけどね

ラストの爆発はたぶんレイミの力によるもの
天使たちは「余裕でしょ」みたいにたかをくくってたんだけど、どうも一筋縄じゃいかなかったんだろうと思う

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