■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
後味の悪い話 その156
- 617 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/16(土) 09:19:39.30 ID:dfBZ3DLj0.net
- >>600で出てたついでにキノの旅にあった話(17巻「割れた国」)
主人公がある国を訪れると城門前にはどこかの会社員みたいな中年の男がいて
「残念だったね旅人さん、ここはちょっと前に廃墟になっちゃったんだ」と話しかけてきた
たしかについ最近廃墟になったような建物が外からでもよく見えた
「この国はそこそこ科学技術も発達していてのどかな国だったと聞いたんですが」と主人公が聞くと
男は国が内戦で滅んでいった過程が書かれた手帳を見せてくれた
その内容はというと、タマネギの畑」と「おいもの大地」というお菓子のどっちがおいしいかで喧嘩し、
それがエスカレートしていって本来同じ民族であるはずの国民同士で内乱勃発、結局全滅したということだった
主人公がその男に、なぜこのことを詳しく知っているのか尋ねるとと尋ねると、男は答えた
「私は他の国でその両方のお菓子を作っていた会社の社員さ!
これから”このお菓子は戦争をするほどうまい!”って宣伝にしようと思ってね」
総レス数 1036
494 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★