後味の悪い話　その156

577 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/14(木) 16:19:08.31 ID:PNz0YhX0O.net

これか。｢年を経た鰐の話｣山本夏彦訳

鰐一族で一番年寄りの牡鰐、うっかり孫娘(曾孫だったかも)を食ってしまい追放される。
海を泳ぐうち、若い蛸のお嬢さんと知り合い一緒に航海する。
鰐、蛸のお嬢さんが寝ている隙に足を一本づつ食ってしまうが、蛸のお嬢さんは気づかない。
ははあこのお嬢さん、さては数勘定ができないんだな、と鰐は毎日食べ続け、ついに完食。
一人になった鰐は野蛮人の住む土地にたどり着き、そこで若い処女をたらふく食った。文字通りの意味で。
熱帯の海を泳いだ鰐は真っ赤に茹だっていたので、野蛮人は神だと思い毎日若い処女を捧げたのでした。
処女は喜んで鰐に食われました。