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自分が体験した不思議なことを書き込むスレ・2
- 302 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/30(月) 12:14:42.83 ID:1WUGnWkB0.net
- すみませんと横に座ると優しそうなチョンマゲが大きめのぐい呑に徳利から日本酒と思われる飲み物をなみなみと注いでくれた。失礼だが着物が少し生乾きの匂いで臭かった。
本当は歩いてきて少し喉が渇いていたからビールを飲みたかったのだが酒は何でも飲めるし兄さんがグイッといけみたいな仕草をするから一気に飲み干した。
すると周りからおぉ!と歓声と拍手があったからどうもどうもと会釈した。
ざっと見た限り20人はいるだろう。
奥の座敷には布団がたくさん敷いてあり数人は潰れたのか横になっている。
するとまた兄さんはすぐ注いでくれた。
この感じからして奢りだなと確信して遠慮なく頂くことにした。
味とアルコールは若干薄く、甘めの日本酒ですごく飲みやすかった。
疲れていてもお酒を飲むとなぜか元気になるもんだ。
「今日はイベントかお祭りの打ち上げですか?」と尋ねたら祭?イベント?と不思議そうな顔をしてマゲ兄さんは話始めた。
訛りとイントネーションで聞きにくいのだが耳の遠い年配の方に話すようにゆっくりと話してくれた。
藩の姫様が何処かの藩に嫁ぐことが決まってそれがすごくいい縁談だから安泰だみたいな話だった。
???何言ってんだこの人と思いながら薄々何かとんでもない面倒に巻き込まれてるんじゃないかと不安になってきた。
すると兄さんは「おぬしは何処から来たのだ?」的な質問をしてきたから「東京」ですと答えたら首を傾げた。
おいおい流石に東京は知ってんだろ!と思いながら冗談半分に「江戸です」と言ったら一斉に「おぉぉぉ江戸があぁ!!」「ほおぉぉ!」と関心し始めた。
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