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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?326

1 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 16:59:07.84 ID:Yr1Uh4TA3
貴方が聞いた・体験した怖い話や、2ちゃんの色んなスレから拾ってきた死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみませんか?
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
 ・創作も歓迎です(創作と宣言すると興ざめてしまう方もいますのでご注意ください)
 ・要は最高に怖ければいいんです。
初めてきた方は必ず以下テンプレを読んでから投稿しましょう

【重要ルール】
・他の人が書き終えるまで投稿は待ちましょう。
・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも煽り・荒らしです。過剰な自治も荒らしです。
・コピペの際には転載元を提示。2ch以外からのサイトからは許可を取ること。
・「怖い話まとめブログ」への転載は運営が悪質なため禁止します
・文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。
・次スレは950レスを超えてから立ててください。

まとめサイト・投票所    (モバイル版)                まとめミラーサイト
http://syarecowa.moo.jp/   http://dokosyare.akazunoma.com/  http://mirror.bake-neko.net/
○余り怖くない話と思うなら以下のスレへお願いします
ほんのりと怖い話スレ その106
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1417788066/
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part4
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1378984887/
洒落コワに拘るならまとめサイトの投稿掲示板もあります
http://jbbs.livedoor.jp/study/9405/
※「◯◯な怖い話ってなんだっけ?」という質問はこちらで
【質問】うろ覚えの怖い話を探すスレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1360929710/

前スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?325
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1417271117/

2 :本当にあった怖い名無し:2015/02/22(日) 20:19:50.14 ID:Yr1Uh4TA3
やべえ、スレタイなぜか★がついてる・・・・

3 :本当にあった怖い名無し:2015/02/23(月) 03:24:02.93 ID:qPMlIgfNm
ん?

4 :本当にあった怖い名無し:2015/02/23(月) 12:30:03.96 ID:Mote5PFke
怪談書き込みよろしいですか?人からのメールのコピーですが読んで貰えるとうれしいです

5 :本当にあった怖い名無し:2015/02/24(火) 21:13:50.99 ID:yv9u5GAEg
>>4
おうはやくしろよ

6 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 16:57:07.25 ID:9h5M4R3Wa
すみません

前の方書き込み無いみたいなので、もし宜しければ先に書き込んでしまって大丈夫でしょうか。

7 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:19:37.04 ID:9h5M4R3Wa
横入りだったらすみません。

これは、私と中学校の後輩が体験した怖い話なのですが。

その頃、私は中2になったばかりだったのですが、小6の1月(卒業式2ヶ月前)に今の町に転校して来た為、小学校からの同年代の友達があまりおらず、もっぱら後輩や先輩とばかり遊ぶ様な生徒だったのですが。

その中でも、特別に仲の良い後輩が二人いました。
仮に、AちゃんとBちゃんとします。

Bちゃんのおうちは今で言うセレブで、休みとなればよく海外から国内まで様々な所に旅行をするおうちだったのですが、ある旅行から帰ってきたのを境にBちゃんがおかしくなり始めたのです。

まず、些細な変化が始まったのは帰ってきた三日後でした。

とても真面目で普段居眠りなどしないBちゃんが居眠りをよくする様になったのです。
しかも、毎授業。

先生も、最初は、旅行疲れか?などと笑っていましたが、旅行から一週間経ったある日、居眠りをしていたBちゃんが奇声を上げ始めたのです。

その声は1階上にある私のクラスにも聞こえて来る程でした。

8 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:23:14.15 ID:9h5M4R3Wa
その時になり、先生も少しおかしいんじゃないかと考え始めていたようなのですが、ことなかれ主義が蔓延る小さな町の中学校だった為また、地元の名家であるBちゃんの実家が大事にしたがらなかった為

9 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:29:19.47 ID:9h5M4R3Wa
Bちゃんの居眠りや奇声は過度の睡眠不足によるストレスのものだろうと判断されてしまいました。

しかし、それからもBちゃんの奇声や居眠りは止まる事はなく、更に、ある日、居眠りをしていた筈のBちゃんが奇声をあげながら目を半開きにして前の席の子の首を絞めるという事態に発展してしまったのです。

10 :本当にあった怖い名無し:2015/03/04(水) 17:32:56.29 ID:7bTeqfIPn
上がってるから下げてー(´ω`)ノ支援

11 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:37:26.54 ID:9h5M4R3Wa
事がここに至り、校長もやっと重い腰をあげ、話し合いの場を持つ事になったのですが、Bちゃんへの対応は学校に併設されている相談室にて授業を受けるように、というものでした。

そして、Bちゃんは相談室で毎日授業を行っていたのですが、そこで、相談室常連のサボり魔だった私とAちゃんと出会ったのです。

12 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:39:49.76 ID:9h5M4R3Wa
すみません、sageました。ありがとうございます。


居眠りをしている時やそれに伴う奇行以外はBちゃんは本当に良い子で、私達は直ぐに仲良くなりました。

そして、仲良くなるにつれ、私達二人はBちゃんを助けてあげたいと思う様になりました。

奇行に悩むBちゃんは家の面子を保とうとする親と、学校の体裁がある学校、白い目で見られることへの辛さなどで今にも壊れてしまいそうに見えたんです。

13 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:42:12.49 ID:9h5M4R3Wa
そんなある日、Bちゃんが最近同じ夢を見ることを私達に相談してきました。

内容はいつも同じで、頭から血を流して悲しげな顔をした幼い女の子が自分を見つめてくる夢だそうです。

その頃、頭がお花畑でどっぷりオカルトにはまりこんでいた私と後輩は、きっとそれは悪い幽霊に違いない!Bちゃんを操って悲しませているのもそいつだ!祓ってあげないと!と妙な正義感にかられ、行動を起こしたのです。

それは生徒相談室での降霊会でした。

まず、白い折り紙で玉串を作りました。
そして、相談室の四隅に四神の名前を書いた紙を張りました。
(漫画で読んだ結界を真似しました)

そして、私は、当時愛読していた漫画、ゾ○ビ屋の呪文を真似をし、相談室で居眠りを始めていたBちゃんに向けて唱えたのです。

結果は成功でした。

Bちゃんはこの世のものとは思えないうめき声をあげ、私の首を絞め始めたのです。

まさか漫画の呪文が成功するとは思っていなかった私達は完全にパニックになりました。

その力は後輩の女の子とは思えない程強く、私は、遊び半分でこういうことをするんじゃなかったと後悔し、死を覚悟しました。

しかし、Aちゃんが玉串をBちゃんにつけて祓うしぐさをした途端、Bちゃんの手が緩んだのです。

その隙に私は逃げ出し、Bちゃんを振り返りました。

白目をむき出して呻くBちゃんの姿はとても今までの可愛らしい後輩の姿ではありませんでした。

馬鹿な中学生だった私達にも、その姿は明らかにこの世の者ではないナニカが憑いている、と直ぐにわかりました。

今でも夢に見る位恐ろしかったのですが、その時は、大切な友人であり私を頼ってくれた後輩を助けたいという気持ちが勝り、私はBちゃんに憑依したナニカに話しかけてみたのです。

14 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:49:55.94 ID:9h5M4R3Wa
『貴方は何者なのか?』

私のその質問に、ナニカは『ゆまり』と答えました。
そして、紙と鉛筆を求めて来たのです。

そこには漢字で夕鞠と書いてありました。

それがその霊の名前だそうです。

そして、話した結果、小学5年生ということが分かりました。

私達は夕鞠に何故Bちゃんに憑いているのか尋ねました。

以下、夕鞠から聞いた話です。

夕鞠は実は誘拐されて殺された女の子の霊だった。

誘拐されて首を絞められて一回は仮死状態になったが、犯人が夕鞠の体を遺棄する為に道端に捨てられた時、地面に強く頭をぶつけたショックで息を吹き返した。

しかし、それを犯人に見られ、車で何度も轢かれて完全に殺害されてしまった。

それだけでも私達には衝撃だったのですが、なんと、その夕鞠が轢かれて殺害された場所でBちゃんが旅行中にひき逃げ事故にあっていたのです。

そして、同じ場所で同じ様な事故にあったという事でBちゃんと夕鞠が繋がり、Bちゃんに夕鞠が憑いてきてしいまったという事でした。

15 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 17:59:52.05 ID:9h5M4R3Wa
そして、夕鞠は紙に何かを描き始めました。

数分後、完成したソレを見て、私達は驚愕しました。

そこには大人の男性の顔が描かれていたのですが、その時の私達には何故かそれが夕鞠を殺害した男性であると一瞬でわかりました。

そして、夕鞠は犯人を捕まえてほしいと私達に頼んだのです。

Bちゃんに取り憑いた理由も犯人を捕まえて欲しかったからと。

しかし、一介の中学生である私達にはそんな事を言われても直ぐにどうにかする事は出来ず、夕鞠と話してから数ヶ月が経ってしまいました。

すると、ある日、Aちゃんのお母さんから深夜に電話がありました。

友人と某鼠の国に演奏に行っていたAちゃんが突然、夕鞠が泣いてる!!と叫んで走り去り、いなくなってしまったのです。

私は直感で、夕鞠が痺れを切らしたんだ、私達が何もしないから、と感じました。

結局、Aちゃんは鼠国から離れた綾瀬で見つかったのですが、綾瀬までどうやって行ったのか、その記憶はなかったそうです。

次は自分かも。そんな危機感を感じた私は、親に内緒でAちゃんと夕鞠の殺された場所に向かう事にしました。
(うちの親は放任主義で遠出OKな家でしたし、Aちゃんの親はオカルトに詳しい人だったので事情を話したらあっさり理解してくれました)

出発当日まで、家の窓ガラスに夕鞠と思しき少女がうつったり、電池を抜いてある喋るぬいぐるみが喋りだしたり、テンプレなポルターガイストは毎晩ありました。

16 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 18:08:48.91 ID:9h5M4R3Wa
そして、私とAちゃんとBちゃんは夕鞠の殺された場所にいき、お花を供えて手を合わせた後、夕鞠の家へ向かいました。

そこには、夕鞠から得た情報と全く同じ家がありました。

私達は、そこでBちゃんの身に起こっていることと犯人についてを包み隠さずご両親にお話しました。

そこで、ご両親と一緒に警察に行きました。

あくまで情報提供で、霊から情報を得たとは言いませんでしたが。

結果、犯人は逮捕され、私はポルターガイストから解放され、Bちゃんもすっかり居眠りをしなくなりました。

居眠りをしなくなったBちゃんはすっかり以前の様に明るく元気な女の子に戻りました。

Aちゃんも突発的に行方不明になることは二度となく、平和が戻りました。

17 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 18:19:11.05 ID:9h5M4R3Wa
以上、あまり怖い要素は少ないかもしれませんが私の体験した怖かった話です。

(怖くなかったら本当にすみません)

ちなみに、私は、あの日以降、すっかり体質が変わってしまいました。

何かに目覚めてしまったのか、それとも、元から眠っていた何かがあったのか。

それは分かりませんが。

まず、人を見れば自分をどう思っているのか一発で分かる様になりました。

また、出会った瞬間でその人が敵か味方か何故か分かる様にもなりました。

そして、頻繁に予知夢を見る様になったのです。

これから転校する先や、そこのクラスメイト、テストの内容などかなり鮮明に、フルカラーで、詳しく。

更に、冗談でタロット占いをやったら人の死期があたってしまう、など。

タロットなどは最初はクラスメイトなどに人気が出るのですが、ある先生の死を当ててしまった為、じきに気味悪がられ、最終的にはいじめに発展しました。

最近では、無意識に、ですが人形に魂を入れ、その人形に守って貰う、ということが出来る様になりました。
(心霊現象が多発するホテルで自殺があった翌日に宿泊した仲間は全員心霊現象を体験したが私だけ快眠等)

そして、体質の変化に伴い、心霊現象も沢山経験する様になりました。

ですが、たくさんの心霊現象を経験しても、やはり、仲の良い友人が突如豹変してしまうという恐怖は何年経っても忘れられず、この体験を投稿させて頂きました。

18 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 18:21:03.58 ID:9h5M4R3Wa
※ちなみに、身バレを防ぐ為フェイクは入れてあります。

19 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/04(水) 19:39:50.02 ID:9h5M4R3Wa
横入りでしたらすみません。
お目汚し失礼しました。

20 :本当にあった怖い名無し:2015/03/05(木) 11:34:21.19 ID:Vu4inucou
中学生の時、教室に忘れ物をした。校門を出る所で気付き、下駄箱に戻る。
4階に向けて階段を登っていると、グラウンドからは運動部のかけ声。
教室にはもう誰もいなかった。目的を回収して教室をでる。

3-2階の階段を降りようとした時だった。

下の階へ女の子が降りていく。
小学校低学年ぐらいだろうか、ランドセルを背負っている。

小学生を校舎で見かける事もまずなかったが、
何より奇妙なのはその格好だった。
野暮ったいオカッパと、昭和初期ぐらいだろうか、明らかに現行の物ではない帽子と服。
時代錯誤なその全身像を捉えた瞬間、本能が踵を返させ階段をかけ上がらせる。
ちょうど3階の廊下を歩いてきた友人に慌てて状況を説明する。
うまく伝わらずも、友人に会えた事で恐怖は和らいだ。

それっきり、その女の子を見かける事もなかったけれど、
その子を見たときに覚えた強烈な違和感が印象に残っている。

21 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/05(木) 14:38:22.33 ID:I4uSRfkcZ
ID:9h5M4R3Waと同一人物です。

中学3年生の時の話です。

私の実家は東京近郊にあるかなり小さな町でした。

都市開発で住宅が増えても、未だ田んぼの方が多い様な地域で田んぼの真ん中にある農道と住宅街と田んぼの間にある大きな道の2つが基本的な通学路でした。

農道の方が近道なので普段は農道を通っていたのですが、ある日、住宅街側に住む友人に誘われて、住宅街側の大きな道を通って帰ったのです。

普段は余り通らない道なので、最初はいつもとは違う風景にわくわくしていました。

ですが、徐々に増える明かりの灯っていない空き家の数々(当時うちの町は人が来てから家を

建てるのではなく、最初に家ばかりを沢山建てて、ある程度家が増えてから人を呼び込むという方法で住宅街を増やしていました)に私は少しずつ口数が減っていきました。

部活も終わった時間ですので、夜7時位だったでしょうか。

がらんとして空き家ばかり並んだ道は、当然ですが一切の生活感や温もりが感じられず冷たげで不気味に感じたのを覚えています。

そんな住宅街の真ん中に、不自然な空き地がありました。

周りは住宅が建っているのに、そこだけはぽつんと空き地なのです。

かなり前から空き地だったらしく、雑草も当時の私の膝下位まで生い茂っていました。

(なんで、ここだけ家がないの?)

当時の私は、そう疑問に思ったのを覚えています。

他に住宅を建てるのに向かない土地は幾らでもあるし、見た感じはそんなに住宅を建てるのに向かない土地に見えなかったからです。

22 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/05(木) 14:43:01.16 ID:I4uSRfkcZ
ただ、本能というのでしょうか。その土地を見た瞬間、何か激しい違和感の様なものに襲われたのは覚えています。

周りと、何かが違う・・・・・。そんな得たいの知れない感覚でした。

私が、思わず空き地の前で足を止めていると、隣の友人が

「私、よくココで遊ぶんだよ?」

そう言って、空き地の中へ入っていったのです。

「ちょっと!何やってるの!」
驚いて、私は追いかけようとしましたが、足が前に出ませんでした。

足、というか、本能がそこに入るのを拒否しているのです。ですが、そうしている間にも友人はどんどん空き地の奥へと入っていきます。

そして、空き地の真ん中へ着くと、狂った様に甲高い声で笑い出し、バレリーナの様に独りで踊り始めたのです。

(やばい!)
早く友人をここから出さなくては!

そう思った私は空き地の中に飛び込んでいきました。そして、真ん中に辿りついた時、私は外側では感じなかった違和感を感じました。

(誰かが見てる・・・・・!)
そう。私達以外いない筈のこの空き地で、視線を感じたのです。

しかも、独りではなく沢山の。冷や汗が背中を流れ落ちるのを感じました。

そして、未だ高笑いをしている友人を半ば引きずる様に外へ出ようとした瞬間、足元から、薄く紫がかった白い湯気の様なものが上がり始めたのです。

よく温泉地などで地面から湯気が立ち上っていますが、丁度あんな感じです。

23 :ID:9h5M4R3Wa:2015/03/05(木) 14:45:46.57 ID:I4uSRfkcZ
私も、最初は湯気かと思いました。

ですが、その湯気は消えたり空へ昇ることはなく丁度私達より首一つ分位高い位置まで昇ると、徐々に人の形になったんです。紫と桃色を混ぜた様な肌で、頭には毛髪はなく、がりがりに痩せて、薄い緑色に紫を混ぜた様な色の病院の入院服を着た老人の姿になりました。

老人には眼窩はあるのですが目はなく、真っ暗な空洞が二つあるだけでした。
完全にぱにくった私は、まだ笑っている友人を引っ張り走りました。

ですが、進む先の地面からどんどんと湯気が湧き出し、それが全てその老人の姿になっていくのです。
半狂乱になった私は悲鳴をあげながら走りましたが、ついに囲まれました。

殺される!!連れていかれる!!!
そう思った瞬間。

「君達、そこで何してるの?」
巡回のおまわりさんでした。

「え・・・・・?」
おまわりさんにはこの化け物が見えていないのだろうか。
そう思って見回したのですが・・・・そこには来た時と同じ様にだだっ広い雑草に覆われた空き地が広がるだけで、老人達の姿はありませんでした。

「完成した住宅に忍び込んだり、悪戯が多いから困るんだよねぇ。」

おまわりさんには、私と友人は完成した住宅に忍び込んで悪さをしようとした悪がきとして厳重注意を受けてしまいましたが、恐ろしい化け物から救ってくれたおまわりさんは、私には神に見えました。
そして、友人はというと、おまわりさんに声をかけられた瞬間、まるで操り人形の糸が切れた様に倒れこみ、昏倒してしまいました。

その後、私達は夜遊びをしたということで両親にこっぴどく叱られ、当分夜の外出が禁止となりました。勿論、あの空き地にはいっていません。

私が見た老人は誰だったのか。何故、あんな場所にいたのか。気にはなりますが、関わってはいけない気がしています。

ちなみに、5年以上経っていますがそこは空き地のままです。

24 :本当にあった怖い名無し:2015/03/06(金) 00:05:38.90 ID:nECxzjlPN
こえーのう

25 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:27:04.14 ID:HrjqdGs7A
ID:9h5M4R3Waです。

24さん

レスありがとうございます。

とっても、嬉しいです。

26 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:27:42.89 ID:HrjqdGs7A
私がこの町に引っ越してきたばかりの、小学校6年生の時のお話です。

小学6年生の三学期ー。
そんな、中途半端な時期に、私は今の町に転校して来ました。

元々、町自体が小さい場所ですので、生徒達は幼稚園や保育園から一緒の子達が殆どで、生徒達の輪やグループは完全に完成されたものでした。

なので、小学6年生の三学期という時期に転校してきた私は、明らかに異分子で、更に中途半端な時期に来た事もあり、明らかに異質な存在として扱われ、奇異の目で見られていたのです。

ですが、数日たち、親友とまではいかなくても、私にもやっと話せる友人が出来ました。

彼女は、町に唯一ある小さな教会の牧師様の娘さんで、同じクラスのエリカちゃんと言いました。

ふわふわと緩くカールのかかった茶色がかった長い黒髪に、大きな黒目がちな瞳、そしてバレエを習っていた為、とても恵まれたプロポーションを持っていたエリカちゃんは皆の人気者でした。

家が近い事もあり、私とエリカちゃんは、よく学校の帰りに近くの公園に寄り道をして、たわいもないお喋りをしていました。

そんな話の最中、私はエリカちゃんから私達が通う小学校に纏わる七不思議を聞いたのです。

私達が通っていた小学校は、当時はまだ木造で、トイレには裸電球が1個ぶら下がっているだけという、小学校を舞台にしたホラー映画には必ず登場しそうな校舎でした。

そんな学校でしたから、不思議な噂や怪談は7つをゆうに越えていたのですが、そんな怪談も語る生徒によって内容が微妙に異なっていたりする為、私は子供心に

(この話の続きはどんなだろう?)

と、好奇心を抱き、エリカちゃんの話を聞いていました。

27 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:28:37.50 ID:HrjqdGs7A
そんなエリカちゃんが語る怪談の大半は、やはり、他の生徒から等から既に聞いた事があるものでしたが、その中に一つ、未だに私が聞いた事がないものがあったのです。


それは

「放課後の理科室に一人でいるとね?いつの間にか、背後に、真っ白なワンピースを着た女の子が立ってるんだって。
それでね?立ってるのに気付いて振り返ると、その女の子は逃げちゃうんだけど、もし、気になっても、その女の子を追いかけちゃいけないんだって。
もし追いかけて・・・追い付いちゃったらね?とっても怖い目にあうらしいよ?」

と、いうものでした。

幼心に、背後に無言で立つ白いワンピースの少女というものはかなり恐ろしく、話を聞きながら、かなり手に汗がじっとりと滲んでいたのを覚えています。
そして、その日以来、元からホルマリン漬けや骨格標本等があり苦手だった理科室が更に苦手になり、移動する時は必ず誰かに一緒について来て貰う様にしていました。

そんなある日。
私は、その日もエリカちゃんと一緒に帰ろうと校門の前で彼女を待っていました。

しかし、待てども待てどもエリカちゃんは来ないのです。
私が教室を出る時は、教科書を既にランドセルにつめおわり、ほぼもう背負って出るだけだった筈なのに。
何かおかしいー。

もしかして、体調が悪くて倒れたんじゃないか?!
心配になった私は校舎に戻りました。
そして、急いで教室に向かったのですが・・エリカちゃんはそこにはいませんでした。

(何処に行ったんだろう?まさか、入れ違いに?)

ですが、ランドセルは確かにまだ教室にありました。
そこで、私は校舎を探すことにしたのです。
音楽室から図工室、給食室から隣の教室。
ほぼ全ての教室を探し回った私は、ある教室でエリカちゃんを発見しました。

28 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:29:53.90 ID:HrjqdGs7A
理科室です。

「エリカちゃん!」

そう声をかけようとして、私は息を呑みました。
いる。
そう、いるのです。

エリカちゃんの背後、真後ろに、白いワンピースの女の子が。
エリカちゃんも気付いている様で、必死に目を閉じて何も見ない様にしています。

(エリカちゃんが殺されてしまう!!!)

そう思った私は、自分のランドセルを掴み、理科室の中に入ると、その女の子に向かって全力でランドセルを投げつけました。
ランドセルは女の子をすり抜け、窓ガラスにぶつかり、派手な音を立てて窓ガラスを突き破り、校庭に落ちていきました。

その瞬間、女の子が振り向いたのです。

その顔はーーー真っ白でした。

目も、鼻も、口もない。

ただ、目や鼻があるべき場所にうっすらと凹凸がある位の。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ランドセルがガラスを破った音に思わず目を開けたエリカちゃんは、余りに不気味で異様なその姿を間近で直視してしまい気絶してしまいました。

そして、その女の子は無い目でエリカちゃんをちらりとみる様な仕種をすると、私に向き直りました。
すると、その顔が徐々に変化を始めたのです。

29 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:30:40.64 ID:HrjqdGs7A
口の部分に、小さな蜜柑の種程度の穴があき、それがどんどんと梅干しの種の様な大きさ・・人間の拳位の大きさ・・グレープフルーツ位の大きさ、と大きく、変化していったのです。

そして、その穴は、顔の両側を結ぶ様な・・綺麗に横一文字に裂けた真っ赤な口になるとニヤリと笑ったのです。

そして、その女の子は笑いながら身を翻し、隣の理科準備室へと扉をすり抜けて入って行ったのです。

辞めておけば良かったのに、当時の私は怖いもの見たさとエリカちゃんの敵討ちの気持ち、それにほんの少しの好奇心が打ち勝ち、理科準備室へ乗り込んでいきました。

危険な薬品等がある為、普段は厳重に施錠されている筈の準備室の扉が、まるで紙で出来た暖簾の様に、軽く押すだけで開いたのです。

私は中へと入って行きました。

しかし、そこにあの女の子の姿はありませんでした。
「何処へ行ったんだろう?」


六畳程しかない準備室です、隠れても分かる様な広さですし、何より、先生用の机や予備の骨格標本、薬品棚がある位で隠れられる様なスペースはない筈です。
そんな探し回る私の頭上で、女の子の笑い声が響きました。

そう、彼女は予備の骨格標本の棚と天井の間の隙間にいたのです。

そして、それに気付いた瞬間、骨格標本の棚の上にあった段ボール箱が私の真上に落ちて来たのです。

(死ぬ・・・・!)

私は、死を覚悟して目を瞑りました。

30 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:34:20.65 ID:HrjqdGs7A
しかし

バサバサバサバサ!!!

何か、粉の様な物が大量に落ち、全身にかかった感覚はありましたが、予想していた様な強い・・致命傷となる様な衝撃はありませんでした。

「・・・・・?」

余りの予想外な出来事に、私は恐る恐る目を開いてみましたが・・・私の目と鼻の先、息がかかりそうな距離にあの女の子がいました。


しかも、目と鼻の部分に大きな黒い穴が開いた状態で。

その女の子は私と、無い筈の目が合った瞬間、また、ニヤリと笑ったのです。

その瞬間、私の意識は闇に落ちていきました。

そして、目が覚めたら、病院のベッドの上にいたのです。

どうやら、私がランドセルで窓ガラスをぶち割った騒ぎを職員室の先生方が聞きつけ、粉まみれになって失神していた私と、気絶していたエリカちゃんを助けてくれた様でした。

放課後に帰らないで校舎で遊びまわり、あまつさえ窓ガラスを破壊したということで、私とエリカちゃんは両親と先生からかなりきつくお灸をすえられました。

31 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg:2015/03/06(金) 13:34:44.56 ID:HrjqdGs7A
その時、私は、あの粉の正体が気にかかり、先生に聞いてみることにしたのです。


「先生。私が被った、あの白い粉は一体何だったんですか?」

「ああ、あれなー・・・」
先生は、余り言いたくない様で、はぐらかす様に視線をそらしました。

しかし、私は何とか食い下がり、正体を聞き出す事に成功したのです。

なんと、あの粉の正体は『粉末状になるまで細かく砕いた人骨』でした。

(私は人骨を被ったのか・・・。)

吐きそうになるのをこらえ、詳しく聞いてみると『幼い女の子』の骨であると判明したそうです。

しかし、如何せん時間が経っているのと、粉末状態で他に遺留品等の手掛かりがない事、何より・・・あの段ボール箱を誰が持ち込んだのかすら分からない事で、身元不明の遺骨として、埋葬される事になりました。

(かなり古い段ボールで、理科の先生が着任した時には既にあり、誰がいつ持ち込んだかすら分からなかったそうです。)

お葬式と埋葬はエリカちゃんの教会で行われました。
そして、お葬式が終わり、お墓にお花を御供えしている時、エリカちゃんとある話をしました。

「あの女の子は、見つけて欲しかったのかもしれないね。」

「うん。そうかもしれない。誰にも見つけて貰えないのは寂しいもんね。」

あの人骨があの女の子のものだったのか、それは私には分かりません。

ですが、あの日以来、理科室に出る女の子の噂はパタリとなくなりました。

32 :本当にあった怖い名無し:2015/03/15(日) 22:33:10.83 ID:zvSx/eIAk
恐いけどある意味感動した。

面白い!

33 :本当にあった怖い名無し:2015/03/16(月) 20:29:10.65 ID:PX9QtAWYn
既出だったらすまんが、この話が結構怖かった。

http://bungoku.jp/grand/2010/0091.pdf

34 :タクシー:2015/04/01(水) 12:41:17.86 ID:esAUVPIU7
こんにちは
風邪で寝込んでるので暇つぶしに投下

昨日、三鷹から五反田までタクシーに乗った。深夜1時過ぎ。
その時にタクシードライバーから聞いた話。
一応、コテハンつけときます。
2ちゃんは滅多に見ない支店書き込みはほとんど初めてだと思う。不備があったらなにとぞお許しください。

35 :タクシー:2015/04/01(水) 12:47:15.66 ID:esAUVPIU7
私はフリーランスで、三鷹の会社と取引をしている。
作業が深夜に及んだため、タクシーで帰宅することになった。

風邪をひいていても、おしゃべり自体は嫌いじゃないので、
タクシーの運転手さんと会話が盛り上がった。
最近は、会社の社宅も少ないよねとか
私が知っている、ベトナム人を入居させている社宅では、浴槽を「いけす」にして釣った魚を飼っていたり、どこで購入したのか、生きた鶏を運んでいたり。
多分解体して食べたんだと思う。
そんなくだらない話を楽しんでいた。

36 :タクシー:2015/04/01(水) 12:54:10.40 ID:esAUVPIU7
「あ、でもねぇ、お客さん。よく聞きますよー。仕事仲間では。幽霊を乗せたと言う話。
自分にも、そういうことありましたよ。」
ドライバーのおじさんが言った。
普段から、洒落怖まとめを愛読していて、ぐっすり眠りたい時は洒落怖を読んでから寝るという習慣の私は、喜んで飛びついた。

「場所は多磨霊園あたりだったんですよね。」
「〇〇と言う交番の前を通りかかった時、中から女性が1人出てきたんです。」
「おや?と思ったんですよ。大抵交番から人が出てくる時は、警官も一緒ですよね?」
「その人の服装が、白い和服で…長い髪で…」
「で、その方乗ってきたんですよ。」
「行き先は、多磨霊園までと言うんです。」

37 :タクシー:2015/04/01(水) 13:01:24.33 ID:esAUVPIU7
「もう、ガクブルでしたよー、バックミラーなんて絶対見れないですよ。」
「結局、多磨霊園の入り口で、下ろしましたよ。」
「仕事仲間の中には、霊園の中までと言うお客さんを乗せる人もいるそうです。」
「仕事仲間の中には、霊園の中で眠れる強者もいるんです。」

ちなみに「ちゃんとお金は払っていただきました。」と言っていました。
お利口さんで律儀な幽霊。

これで終わります。

38 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 21:49:27.77 ID:mlkVzzkE/
なんだそりゃ、わざわざ4レスに分けてまで書き込む話かよつまんねえ
二度と書き込むなカス

39 :本当にあった怖い名無し:2015/04/01(水) 23:39:05.29 ID:XWRU8/6Qp
幽霊じゃねえじゃねぇか
ドヤ顔で書き込んでんじゃねーよ
お前もその運ちゃんも一回死ねボケ

40 :名無し:2015/04/02(木) 21:48:18.75
僕が小学生の時の話
僕は毎日オカルト好きのA 自称見えるB 高校生2人を泣かせたCと廃墟めぐりをしてました
ある日Google マップで近く廃墟が無いか探してました
すると森の奥に古い墓地がありました
次の日学校でABCにこのことを話し放課後墓地に行くことになりました
森の入り口にあつまりAはカメラと某通販で購入したキッズサバイバルキットこれは皆持ってきていたBはキッズサバイバルキットだけでCは何と戦う気か木刀と本物のサバイバルキットを持ってきていた

41 :名無し:2015/04/02(木) 21:49:05.72
墓地へ出発し15分くらいしたら墓地に着いた まずは墓地の周りを1週してそのあと墓石を1つずつ見て回る全部見終わるとCが木刀を構えていた ぼくは「なにかいるのか?」と聞いてみたすると「あそこに不審者がいる」といっていました

42 :名無し:2015/04/02(木) 21:49:26.52
僕達はCが言っているところ見てみましたが何もいません しばらくしてBが叫び逃げていきました 僕達もつられて叫びながら森の入り口まで走っていきました

43 :本当にあった怖い名無し:2015/05/01(金) 22:32:28.12 ID:ig5+BYmeO
続きを早よ

44 :sage:2015/12/10(木) 16:42:33.20 ID:7asj9OOGi
話途中に投下すまん。

今さっき近所のスーパーの入り口で体験した話。
明日の朝のパン買おうかと思ってスーパー入ったら、なんかピカピカした大きいメダル?みたいな金属が落ちてるの。
なんだこれ?と思って拾い上げると、大きさの割にずっしり重くて、何ていうか不思議な手触り。見てると作業着きたおっちゃんがまっすぐこっちに走って来る。え?!ぶつかる!と思ったところで、なぜか店の外の入り口の前に戻ってた。

わけわかんなくて、夢でも見てんのか?あー疲れてるから、これが白昼夢ってやつ?なんて思いながらもう一度店の中入ったら、またさっきのへんなメダルが落ちてるの。

なんだ?また?と思いつつ拾って顔をあげると、また作業着のおっちゃんが走ってくる。え?!また?ぶつかる!!と思ったら、またまた一瞬で店の外に。

45 :sage:2015/12/10(木) 16:50:02.39 ID:7asj9OOGi
は???なんで??何がおこってんのか本当わからんくて、再度店の中入ったらまた落ちてるの。目の前にメダル。さっきとまったく同じとこに。

さすがに気味悪くなって、今度は拾わず避けて通ったら、さっきの作業着のおっちゃんが前から今度は歩いてきてて、すれ違いざまに「正解」って。

なんなんだよ。モニタリングかなんかの撮影?すっげぇ怖いよ。

46 :本当にあった怖い名無し:2015/12/10(木) 16:57:29.80 ID:7asj9OOGi
44,45です。混乱して、思わず名前でsageてもうた...一人の部屋に帰りたくねー。怖い。。

47 :本当にあった怖い名無し:2015/12/11(金) 17:52:27.41 ID:RPw6DjVmp
今のメダルみたいなループの話にすこしにてるけど俺も2回同じ日をすごしたことはある

48 :本当にあった怖い名無し:2016/04/18(月) 16:44:44.65 ID:KxMN2MtbF
昨日始めた初心者だし、ここ去年から更新されていないから見てる人いるかわからないけど、書く。

死神に会った。
その1ヶ月だけで、三人。
二人は会ったというより、車に乗っていたから通りすぎるのを見ただけ。
死神は普通の人間と見た目がほぼ変わらない。
ただ、喪服を着ている。
死神にも、たぶん、まともな奴と、ちょっとイカれてる奴がいるに違いない。
それとも、僕はからかわれたのか。
とにかく、一人には死神と気付かず話しかけて追いかけられた。
ほんのりかどうか迷ったけど、僕的にはとても怖かった。

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