2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

後味の悪い話 その155

975 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/30(月) 23:59:42.60 ID:kkpefDSw0.net
後味悪いと言うか、個人的にもやっとした終わり方だったアニメ「銀河漂流バイファム」
外伝とかOVAとかは見てないからそっちで救済されてるかもしれないけど…

大まかな流れとしては、他の星に移住していた地球人の子供が「ククト」という星の異星人に襲われて家族と離ればなれになってしまい、
家族と再会するため、子供たち13人だけでロボットや戦艦を操り、力を合わせて宇宙を旅するというお話(一応大人も関わるけど割愛)

話の途中、子供たちは異星人は地球人と近い存在でそのハーフも存在するという事を知る。
13人の中にもそのハーフの少女カチュアがいた。
また、ククトにはカチュアと同じ地球人のハーフ、ミューラァという軍人がいた。
だが彼はククト人である事に誇りを持っており、地球人を討つことでククトへの忠誠を示そうとしていた。

物語終盤、結局ミューラァは部下もろとも捨て駒として見捨てられてしまう。
ククトに失望した彼は、地球の子供と、自分と同じ境遇のカチュアを守る為、一人ククトの戦艦の砲撃の中へと消えて行った。
そんなミューラァの身を挺した行動のおかげで、子供たちは無事、家族が保護されているという軍艦と接触する事に成功した。
だが、カチュアだけはククトにいる本当の両親を求め、和平派のククト人と共にククトへ戻って行った。

と、ちょっと寂しくもきれいにまとまってる話ではあるんだけど…
まずミューラァは結局最後まで地球人としか思われず、あいつの人生なんだったんだって感じで空しい。
死ぬシーンがあるわけじゃないが、仮に生きてても軍に処刑されるだろうし…

そしてカチュアは、ククトで本当の両親を探すか、それともずっと仲間と一緒にいるか悩んでいた。
最後はククトに戻る決断をして、仲間と別れることに決めた。
だが、地球の軍人は和平に来たククト人の事を「頭下げてくるくらいなら最初から戦争なんて仕掛けるな」みたいな陰口を叩いていた。
そもそも戦争の発端は地球人がククト人の住んでいた星を襲撃し、その住処を奪った為。
地球人とククト人の溝はまだ深く、カチュアが何度も案じていたように、戦争がすぐには終わる事はなさそうだった…

総レス数 1013
443 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★