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後味の悪い話 その155

952 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/28(土) 23:47:20.88 ID:wZyTRndG0.net
>>950
それ読んだ時、描いている人間の概念は『フェイズW』って映画と同じなんだな、って思ったよ。

一応フェイズWのざっくり粗筋を。

とある惑星が発見され、分析の結果人類の植民星として機能しうる事が判る。
とは言え未開の星の事。どんな未知の事態が待ち受けているか分からない。
そんな訳で数名の科学者一行が居住ユニットと共に降下した。
調査の結果、惑星には見目、大きさ共に地球の蟻そっくりの生物がいた。
この出会いがフェイズ(局面)T。
彼らはやはり蟻そっくりの生態を示す群集生物だったが、優れた知性と適応力を持っている事が判明する。
コンタクトを試みる一行(フェイズU)。

しかし相手は共生に難を示す。
人類の科学が自分たちの存在、ないしは惑星そのものにすら悪影響を与える事を危惧していたのだ。
数が多かろうが、知性が高かろうが所詮は蟻。人間に敵う訳がないと科学者一行は結論づけ、殲滅を謀る。
ついに蟻と科学者は交戦状態になる(フェイズV)。

彼らの自己犠牲を厭わぬ行動、小さな身体と群体による翻弄を活かした作戦により、人間は敗れた。
ただ一組のカップルを残して。科学者たちは半ば自滅の様に死んでいった。
遺されたカップルはマインドコントロールによって価値観を蟻と同一化されており、蟻たちと共に昇る太陽を
微笑みながら眺めるのだった。
そして新たなる局面(フェイズW)が始まる…。

※この先の解釈は様々で、彼らは蟻の先兵として地球を自然に戻すために彼らを連れ戻る、この星で新た
な命を育む、蟻と理解し合いこの惑星から立ち去る、等々。

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