後味の悪い話　その155

796 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/03/18(水) 05:34:51.39 ID:sp3hlEYt0.net

ホル・ホースは大慌てで配水管を探し回り、超テンパりながら配管工たちに頼んで配水管を開け、腕時計の針が12時を指し示すと同時に、ありったけの銃弾を配水管に撃ち込んだ
「行けェー！」
しかし、弾丸は寸前の所で主人公には当たらず検討違いの方向に飛んでいった
唖然とするホル・ホース
その直後、
『ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン……』
12時を告げる鐘の音が時計塔から鳴り響いた
ホル・ホースの腕時計は数分早かったのだ

「俺は数分早く撃ってしまった！その場合どうなってしまうんだ！？」
ホル・ホースは錯乱し、予言の書を開く
次の瞬間、ホル・ホースの撃った銃弾がホル・ホースの方に飛んで来る
銃弾は予言の書に描かれていた「銃弾に頭部を撃ち抜かれている主人公の絵の弾痕部分」を正確に貫き、そのままホル・ホースの顔面に命中した