後味の悪い話　その155

638 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/03/05(木) 12:06:33.32 ID:Ws8qJYYV0.net

こち亀で思い出したけど、いつも通りじゃないこち亀の話

たまにある、両津が逆恨みで部長に嫌がらせするタイプの話では、最後にはキレた部長が武者鎧とか戦車で重武装して「こらー！両津！」「両津はどこだ！」とか言いながら派出所に突っ込んできて、両津がお仕置きされるか、もしくは両津は高跳びして逃げおおせる、
というのがパターン

この話はちょっと違った
駄菓子が大好きな両津は派出所で駄菓子を食べながら後輩たちに駄菓子のうんちくを語っていた
そこへ部長がやって来て、駄菓子を食べている両津を見て怒る
「青色！？こんな色の食べ物が体に良いわけがないだろ！」
部長はＮＨＫでやってるような健康番組の熱心な視聴者で健康オタクで、健康番組の言う通りの食生活をしているらしい
部長は両津に「健康になりたければこれを食え、あれを食え」と説教する

それを根に持った両津は部長に復讐することに。部長宅のテレビとアンテナを改造し、両津扮するニセ学者が「駄菓子は健康に良い」と力説するニセ健康番組を部長宅に放送する
部長はまんまと騙されて大真面目に駄菓子を食べるようになった
調子に乗った両津は次々とニセ健康番組を製作して部長宅に放送していく。ニセ健康番組の内容は回を増す毎にお下劣さを増してき、あげくにはゲテモノを紹介したりする

最終的に部長はゲテモノを喜んで食べるようになってしまったが、健康を害している様子は無く、むしろ笑顔
両津は「まさかあんな物を本当に食べるなんて…」と顔をしかめてドン引き
後輩の中川が「健康に良いと信じていれば何でも体に良いのかもしれませんね」と困惑しながら言って終わり