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後味の悪い話 その155
- 52 :2/2@\(^o^)/:2015/01/25(日) 16:32:31.25 ID:8NCMkme5O.net
- よかったね犯人がわかって。ついでにスパイ容疑で取り調べができるね。と慰めるマライヒを、バンコランは問い詰める。
「あいつが落としたナイフはお前がいつも持っていたナイフによく似ている。お前のナイフを出せ」
「ないよ。僕が将軍を刺したから。おっと、拳銃を抜くのは待って」
「僕が様子を見に行ったとき、将軍はもう冷たくなっていたんだ。きっと心臓発作だね、お年だったもの。だから僕は将軍を刺してナイフを隠し、みんなが騒いでいる隙にあの男のポケットにナイフを忍ばせたんだ」
「パタリロが勝手に推理してくれて助かったよ、僕が貴方の推理を手助けするはずだったけど。別件逮捕できてよかったじゃない」
マライヒが可愛く甘えるので、バンコランは何もできなかった。
死体損壊だし、国家のためとはいえ別件逮捕だし。やっぱり元アウトローなんだな、と。
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