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後味の悪い話 その155

393 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/18(水) 21:29:53.88 ID:FXIFLqkb0.net
アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の6話

主人公の卯月・凜・未央の3人は「シンデレラプロジェクト」という企画のアイドルとしてプロデューサーにスカウトされる。
彼女らとプロデューサーが所属するプロダクションは広大な敷地にビルを構え、有名アイドルを排出する大企業。
3人は同じプロジェクトに参加する駆け出しアイドルたちと一緒に宣材写真やプロモーションムービーの撮影をこなす。

そんな中、3人はプロダクションの売れっ子アイドルのバックダンサーに抜擢されて初めてステージに立つ。
会場を埋める観客、サイリウムの光、アイドルへのコール。
3人にとっては理想的な最高のステージだった。

その経験を踏まえてか、3人はCDデビューの第一弾組に抜擢される。
CD発売記念ライブも決定。
3人は期待に胸をふくらませる。
未央に至ってはクラスメイトをライブに誘う勢いだった。

日は流れてライブ当日。
会場はショッピングモールのステージ。
3人を含めCDデビュー組がステージに立って歌う。
他のグループが満足げに舞台裏に戻る中、ステージで歌う3人の様子がおかしい。
卯月がダンスを失敗する。冷静な凜が焦りを見せる。未央に至っては笑顔が消えた。

ステージの先の観客はまばらだった。
コールもサイリウムも無かった。
未央のクラスメイトが横断幕を掲げて「がんばれー!」と応援する声だけが虚しく響いていた。
デビューしたてのアイドルとしては十分な客数だったが、3人が初めて体験した最高のステージの足元にも及ばなかった。

舞台裏に戻った未央は「客が少ない。友達も呼んだのに」とプロデューサーに当たるも「当然の結果」というプロデューサーの返事。
「アイドル辞める」とプロデューサーに返し、泣きながら未央は楽屋に戻っていった。

「芸能界は甘くない」という現実を主人公たちが身を持って知り、そこから這い上がるというのはアイドル作品の定番だけど、ここまで持ち上げて落とすとは。
しかもこの回のサブタイトルが
「Finally, our day has come!(ついに私たちの日が来た!)」なのが拍車をかけてつらい。

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