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後味の悪い話 その155

149 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/01(日) 19:53:21.73 ID:7pfBDeAJ0.net
>>147
長くなるんで省いたけど

殺害の瞬間だが、
その場にいる人間全員がとある芸術品に目を奪われ、
独裁者の悲鳴に振り向くと、中身空っぽの甲冑が独裁者を刺している瞬間だった
刺された瞬間に独裁者の弟を含めた容疑者は全員、甲冑からも独裁者からも10メートルは離れていた。
甲冑には、操る糸も装置も何もついていない。
よって、その場にいる容疑者全員が、お互いの無罪を証明できる状況にある。

独裁者を刺していた甲冑は、熱心なキリスト教徒で人々に善政を敷いていた英国の王が愛用したものだった。
それを踏まえた上で独裁者の弟は「きっと、この甲冑の持ち主であった英国の王が、兄の暴君ぶりに怒り、
天罰を与えたのだ! 神の意思だ!! よって、この国は私が継ぐ」と説明するシーンがある。

独裁者の部下も全員、「この中の誰も犯行が不可能だ……」「やはり天罰だったのか……」
反論を思い浮かばずに納得しかけている。
少なくとも、無実の人間が犯人にされてしまう可能性は0に等しい。

正義が何かなんてのは俺は知らん。
弟が後を継いでいても、結局同じ内乱が起こっていたかもしれない。
だがパタリロがシャシャリ出て、大参事のきっかけを作り、それを反省するどころか開き直る。
この点がどうしても後味が悪すぎる。

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