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ほんのりと怖い話スレ その106

324 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/06(火) 04:05:54.40 ID:d/ZPlSaR0.net
ここでいいのかわからんが、以前に気になる体験をしたので投下させてくれ。
どう考えればいいのか、皆の意見を聞きたい。

3年ほど前の2月頃。
車で妻の実家に向かうために、妻を助手席に乗せて夜道を走っていた。
時刻は23時頃だったか。

私たちの住んでいるY町を出発し、T峠を越え、隣のU町に入った。
T峠からU町へ入ると、一本道の突き当たりが丁字路になっていて、そこを右折するのが妻の実家へのルートである。

突き当りが見えてきて、そろそろ右折レーンに入ろうかという頃、丁字路付近に2つの人影があることに気付いた。向かって左手の歩道を2人前後に並んで、こちらに向かって歩いてくる様子。
Y町もU町も田舎町なので、夜中の歩行者は珍しい。しかし、少し行くとJRの駅があるのは知っているので、終電で降りた人たちだと察する。

やがて車が丁字路に近づくと、その2人が大学生くらいの女性であると視認できる。服装もイマドキのものだが、2月にしては少し寒そうな露出度だ。
などと考えてチラ見していると、前の方を歩いていた女性が突然走り出した。
顔は満面の笑みでこちらを向き、左手をブンブンと振りながら歩道を走ってくる。

その光景に一瞬戸惑ったが、すぐに「ああ、私の車を知り合いの車と勘違いしているのだな」と考え付く。
なので、すれ違うときに「違ってごめんねー」などと、心の中で謝りながら通り過ぎた。
バックミラーに、T峠に向かってトボトボと歩き続ける2人の後ろ姿が映っていることを確認し、丁字路を右折した。

以上

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