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後味の悪い話 その153

777 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/11/09(日) 01:25:17.36 ID:LW1wRz1v0.net
>>776
「たった一つのおかし」だね。
それ読んだことあるけど、後味悪いとは思わなかったなあ。

まず、この話は回想形式。
父親と母親、男の子と女の子の一家。
母親がケーキを買ってきたからおやつにしようと言う。
ケーキを見た父親がそれがきっかけで自分の子供のころを思い出し、
子供たちに語って聞かせる。

あとはだいたい752のとおり。
お菓子の配給は3つだけ。一番小さい子にあげることに決めた母親は、
あげる予定の一人が隣家の子供だったこともあり、
その一つを戸棚にしまって、残りを配達に出かけていく。
その間に主人公が戻ってきて、
母親が自分用に残してくれたのだと勘違いし、食べてしまう。
戻ってきた母親は子供を責めないが、
お隣に子供をつれて事情を説明し、謝りにいく。
隣の子は3つぐらいの幼い女の子。
「お菓子を食べてしまってごめんなさい」と主人公が謝ると、
その女の子は「お兄ちゃん、おかしってなあに?」とききかえした。
食糧事情が悪くなってからの記憶しかないその子は、
お菓子が何かすらわからなかったのだ。
それを聞いて、その女の子のお母さんは泣き出してしまう。
「この子はお菓子が何かもわからないんですよ」って。

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