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後味の悪い話 その153

66 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/09/18(木) 11:38:28.54 ID:CVY2hURt0.net
「なんだかんだワンダー」っていうコメディーアニメの1エピソード

宇宙を気ままに旅するお調子者の主人公は、テニスボールの様な見た目の惑星を訪れる
その惑星の環境は素晴らしく、移民である星人達(可愛い)が苦労して開拓したらしい
主人公は星人たちから丁重にもてなされてうっとりとする

突如としてサイレンが鳴り始める

星人達は表情を曇らせ、「永遠の旅に出よう」と旅支度を整えて大移動を始める
どうやら、惑星を破壊する巨大怪獣「世界の破壊者・バスター」が接近しているらしい
星人たちがバスターの襲撃を受けるのは今回が初めてではなかった。星人たちは、バスターに惑星を破壊されては他の惑星に移住して開拓するという事をもう8回も繰り返していた
しかも、星人達が移住可能な美しい環境の惑星はもう存在しないらしい。今回この惑星を破壊さらたら、星人達は食料不足か酸素不足か燃料不足になるまで宇宙船で宇宙を放浪しなければならなくなる

お人好しの主人公は星人たちを助けようとし、「逃げるなんて駄目だ、立ち向かうんだ」と励ましてバスターに立ち向かわせる
とうとう現れるバスター
主人公の指揮のもと、星人達はあの手この手でバスターに立ち向かうが、尽く失敗し、むしろ裏目にまで出てしまう

バスターは散々惑星を玩んだ挙げ句、最後には惑星に食らい付く
大急ぎて宇宙船に乗って退避する星人達と主人公
惑星はバスターによって粉々に噛み砕かれてしまった

宇宙船の中で悲観にくれる星人たち
主人公は錯乱したかの様になり、宇宙船の操縦室を乗っ取り、進路をバスターに向ける
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」
主人公は宇宙船をバスターへと特攻させ、バスターの反撃を交わしつつ、バスターの背中に着陸することに成功する
星人たちが宇宙船から降りてみると、バスターの背中は星人たちが住むのに調度良い環境だった
「ここに永住しよう」と大喜びする星人たち
「ね?逃げちゃ駄目なんだよ、立ち向かわなきゃ」と満足そうな主人公


グットエンドとして終わってるけど、バスターみたいな危険生物は討伐しておくべきだろって思った
バスターは今後も自分好みの惑星を探して破壊し続けるだろうから、その度に多くの命や文明が失われるだろうに

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