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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part75∧∧
- 15 :訂正@\(^o^)/:2014/09/10(水) 09:14:59.15 ID:BzM6JqTl0.net
- 余りの不気味さと不思議さに急に何かが起きそうな不安感が湧いてきた。
俺は焦って道を間違え、小仏峠まで来ると辺りは藍色の闇が降りてきていた。
もう時刻は19時半近くだろう。
鉄塔の下にある営業していない茶屋の所に出ると、河原の玉石をコンクリで埋め込んで
歩きやすくしている登山道を発見し、そこから麓まで下りることにした。
恐らくここを下れば弁天島辺りだろう。
其処から中央線の相模湖の駅まで近い筈だ。
俺はそれでも何とも言えない不安が止まらず、汗だくで下山すると、交通量が結構ある
国道20号に無事出ることが出来、其処から相模湖までひたすら歩いた。
自宅に帰宅したのは22時だった。
俺は母が作ってくれていた晩飯のカレーを温めて食べると、母に先程の話しをしてみた。
すると急にどうしたことか、母が顔色を変えて「お前がそんな所に行くから」と
よく分からない事を呟くと、二階の仏間に行って仏壇の前で経を読み出した。
仏壇に飾ってある、今の俺の歳で急死した兄に何事かブツブツと言っている声が聴こえた。
「あの子は連れて行かないで頂戴ね、お兄ちゃん」とか言っている。
何だろう、急に全てを片付けないといけない気がしてきた。
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