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不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part94

737 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/01(日) 00:24:28.76 ID:QgKB6g1d0.net
>>736 続き

そっと襖を明けると、爺さんが一人、囲炉裏に何かを放り込んでた。
枯れ枝の様な藁のようなそんな感じ。
俺がボーっと立っているのを爺さんが気付いて、
「おお、〇〇君、どうした?」と声をかけてきた。
「トイレです・・・、あの、父と姉は?」と問うと、
「ああ、あの子らは息子(夫婦)と飲みに行ったよ」と答えた。
なんだそういう事かと納得し、俺は爺さんの前を通って屋外のトイレへ出た。

玄関前の車にぶつかりそうになりつつ玄関右側のトイレへ進み、用を足す。
もの凄い静かだったのを覚えている。
俺の小便の音が家の爺さんに聞こえるのではないか、と思えるくらいに。

家の中に入り、寝室へ戻る為、爺さんの前を通ると、
背後から「〜は、〜なかったかね?」と言ってきた。
良く聞き取れなかった俺は、
「トイレは怖くなかったかね?」と言ったと思い、
「えぇ、まぁ」と曖昧な返事をして、さっさと寝室へ向かった。

朝、遅く目覚めた(8時頃)俺が話声の聞こえる居間に入ると、
父と姉、爺さん、息子夫婦が朝食を取っていた。娘はいない。
父からは「いつまで寝てるんだ!」と軽く怒られたが、
武藤(仮)家の人々からは「まぁまぁ」とか「いいじゃないの」など。
父から聞いていた予定だと、朝食後に御先祖の墓参りへ行き、
そのまま帰宅するはずである。

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