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不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part94

736 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/01(日) 00:22:50.55 ID:QgKB6g1d0.net
>>735 続き

着いたのは昼過ぎで、武藤(仮)家は昔ながらの日本家屋という造り。
駐車スペースが玄関前しかないので、ここに車を止め、
手荷物を持って玄関へと向かう。
玄関を開けると真っ直ぐ奥へ伸びた土間があり、
その右側に囲炉裏のある居間。TVがあってNHKが映っていた。
俺はペコリと軽く挨拶だけ済ませ、そそくさと外へ逃亡。
父と姉は、家に残り長々と挨拶をしているようだ。

外へ逃亡したは良いものの、こんな山奥じゃ何もできない。
仕方なく家の周りをグルグル歩き回ってみたが、
母家の裏は森、両脇は田んぼ、正面は車で通った一本道しかない。

夕飯を馳走になり、父たちは今の生活とか親族などの話をしている。
今思えば、話してるというより、上司に報告しているような話し方。

ガキの俺は、そんな大人達の話など興味なかった事もあり、
武藤(仮)家の人達の会話に参加する事なく、つまらないNHKを見たり、
持参したゲームボーイをやっていた。確かテトリス。
武藤(仮)家の人々は、爺さん、息子夫婦?、同い歳くらいの娘の4人だけ。

夜20時くらいで俺は「もう寝る」と言い、廊下の先にある寝室として宛がわれた
奥の間へと行った。6〜8畳くらいの部屋に布団が3つ敷かれていて、
俺は涼しそうな窓側の布団へ潜った。
何を話しているか分からないが、大人たちの話声が聞こえる。

夜中、多分0時〜2時位にトイレで目が覚めた。
他の布団を見るとまだ使われていない。
「まだ、話しているのか」と呆れつつトイレへ向かう為、寝室を出た。
居間の近くまで来た時、明かりは点いているのに人気が感じられなかった。
耳を澄ませても話し声どころかNHKの音も聞こえない。

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