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後味の悪い話 その152

893 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/09/07(日) 23:24:41.84 ID:feyqVxXP0.net
昔読んだ『骨肉の謝肉祭』って漫画。長文注意。

主人公の少女(小学校高学年)はクラスメイトと話していて、自分が小さい頃の写真のような「思い出の品」を見たことがないと気づき、悩んでいた。
自分が小学校に入学する前の記憶はひどくうっすらとしていて手がかりにならない。両親にそれとなく聞いてもはぐらかされる。
意を決した主人公は両親が留守の時に押入れを漁り、一番奥からアルバムとスケッチブックを発見する。
中を見ると、アルバムは自分が小学校に入る頃から始まっており、スケッチブックにあるのは茶色い背景に黒い塊が並んでいる奇妙な絵ばかりだった。

主人公は見つけた品を両親に見せて問い詰める。
両親は観念したように口を開いた。
結論からいうと、主人公は両親の実の子ではなかった。
約10年前、ある山にハイキングに出かけた両親はやや強い地震に見舞われた。幸い特に被害はなかったが、近くの茂みから泣き声が聞こえた。
二人が見に行くと、2歳くらいの女の子が泣いていた。それが主人公だという。
身元が全くわからず、一度は施設に預けようかと思ったもののそれも可哀想に思って引き取ったのだ。
小学校に入るまで全く笑わない上に変な絵ばかり描く、しつけもなっていないので写真を撮るどころではなかった(医者に見せても変な絵を描く原因はわからず、生活に慣れるにつれて治まった)らしい。

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