後味の悪い話　その152

651 ：霊能力バトルロワイヤル　3/3＠＼(^o^)／：2014/09/02(火) 10:26:33.78 ID:VnHuY4Yh0.net

山田「自称霊能力者達を殺したのは復讐なのか？」
松平「違う。私は本物の霊能力者を探していた。
　　　本物の霊能力者の力によって彼女の霊と再会したかった」
そこへＡが参上し、クライマックスだぜと言わんばかりに刃物で松平を刺す
松平は「私はこの程度では死なない」と言い、馬に跨がって何処かへと走り去って行く

山田は「これでこの村の守護神は私ですね。皆さん、村の財宝を全て私に差し出しなさい」
しかし一連の惨劇を重く見た村長は古い風習を全て廃止することを決意する。山田は守護神に成れなかった

松平は森の中で血を流して倒れていた
そこへ誰かが通りかかる
松平にはその人物が「彼女」に見えた
松平は彼女の手を握り締め涙ながらに息絶える


山田は無駄足だったし(つーかあの状況でまだ欲の皮突っ張らせてるのがなんとも)、双子は悲惨過ぎるし、Ａも殺人者になってしまうし、松平も可哀想と言えなくもなかった
刺された松平が気丈に振る舞って逃げたのは、見栄とかプライドではなくて、Ａを殺人者にすまいとした行動だったようにも思えてしんみりした
エンディング曲は鬼束ちひろじゃないんだけど、なんか物語にマッチしてて泣けた