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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?322

400 :名無しんぼ@\(^o^)/:2014/08/01(金) 18:03:22.48 ID:7H9dEODn0.net
学生時代、もうずいぶん前の事だけど。
バックパッカー的な旅の途中、タイ北部のとある町に何日か滞在していた時の事。
かなり前のタイの田舎町なので本当に大らかだと感じたし、寺院だけは立派なのが
いくつかあったので昼は散策、夜はひたすら飲みまくるというサイクルだ。
大きな町ではないので飲み屋(ただ単にテーブルとイスが並べてあるだけの屋外)
も限られる。飲んでいると自然と3人組が出来上がった。
一人はオレ、もう一人はオーストラリア人のジョン。
そしてアメリカ人のトミー。 
ジョンはガリガリの長身で、いつもハッパでキマっていてダラダラとビールを飲むのが
至福の時の男。オレはこいつは好きだった。
トミーは最初から多少めんどくさいヤツだな、と感じる所があった。
かつて相当、鍛えていた事を物語る筋肉と荒々しい言動に加えて、アジア人を
見下しているのを、ふとした瞬間に感じる。
トミーはその町に長い事、滞在しているんだそうだ。
数日間滞在したので、そろそろジョンもオレも次の町に行くかな、と3人で話していた。
トミーが徐々に酔っぱらって、大きな事を言い出すようになった。
私の英語力なので細かい所は分からないが大まかに。
「おまえらはまだ本当の楽しみ方を知らない・旅人としちゃヒヨッコだ。
 よし、今夜は特別、お前らに本当に面白い事ってのを教えてやる」
だいたいこんな感じだったと思う。トミーは店の電話でしばらく話していた。
で、しばらくすると近くに車が止まり、中から降りてきた男がトミーに「乗れよ」と
合図した。トミーは「よし、おまえらも乗れ!」とアニキ風を吹かしながら俺たちを
車に乗せた。後部座席でジョンとオレはヤバイ事になった、とかなり緊張していた。
ジョンはナチュラルはやるが、ケミカルはやらない主義だったので
変なクスリのパーティだったらヤダな〜、でもこの流れは絶対そうだよな〜と
憂鬱そうに呟いていた。6〜7分程度走ったろうか。ただ、ひどくオンボロの車なので
たいした距離ではなく、逃げる時の事をイメージしていた。

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