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ほんのりと怖い話スレ その103

426 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/22(火) 20:00:28.88 ID:HfnZtvqP0.net
そういえば最近異常に不気味な夢を見るようになった
最近だとこんな感じ

気がつくと実家の薄暗い寝室に一人立っている。視点は動かせず、直立不動。
廊下の奥から誰かが言い争っている声が聞こえてくる。姉とばあちゃんの声だ。
ばあちゃんは八十歳辺りから認知症を患い、よく訳も分からない事で姉に話しかけては怒られていた。
恐らくその時の夢を見ているんだろうと次第に自覚してくる。
やがて姉の部屋の扉を閉め、此方に向かってくる足音が聞こえる。いつものパターンだった。
そして、ゆっくりと俺のいる部屋までやってきた。

が、薄明かりに照らされたその姿は想像と全く違っていた。

服装と体格はばあちゃんそのものだった。ラメラメで少し腰の曲がった姿だ。
首から上がおかしい。
まず、顔が暗色中心のパッチワークの様な柄のマスク?に覆われていた。そしてスカーフをほっかむりのようにして被り、頭は完全にくるまれた状態だ。
さらにおかしいのが、明らかに頭の体積が足りていない。まるで鼻から上が無いような感じだ。

俺は「ヤバい」と直感して唇を噛んだり、叫んだり、体を殴ったりしてなんとか夢から覚めようと必死にもがくが、効果が無い。
そうこうしてるうちにばあちゃん?は目の前までやってきて、数十センチのところで立ち止まった。

ここで意識が途切れて、気が着いたら朝だった。

よく思い出せないが、起きるまでの間にとても怖い思いをした感覚だけ残っている。
起きた瞬間、自分が五体満足で生きている事を震える手足で確認して戸惑ったくらいだったから、覚えていない事は多分幸運なんだろう。

もうあんな夢は二度と見たくない。

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