後味の悪い話　その151

695 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2014/07/16(水) 08:15:57.07 ID:Mhlsk3bc0.net

NHKつながりで「セルの恋」という、数年前にみんなのうたで流れていた曲でも

人魚の少女に身分違いの恋をしたセルは、彼女の気を引くきっかけを作ろうと
彼女が大切にしていた海の精の印の指輪を隠してしまう
しかし、うまくいったら隠し場所を教えてあげるんだ、という
セルの軽い気持ちとは裏腹に、その指輪は彼女が神から授かった魔法の指輪で
それを無くしてしまった彼女は魔法の力すべてを失ってしまう。

こんなはずじゃなかった、本当に知らなかったんだ、
ちょっと困らせたかっただけなのに、と後悔するセル

セルがやったことと分かっているはずなのに、何も責めない彼女に
セルは、こんなぼくにだってひとつだけ出来ることがある、と思う

ぼくは君を待ち続けるよ、君に愛される日まで、天に召される日まで
あなたがくちづける日まで、空の星になれる日まで…

世間では号泣悲恋ソング扱いらしいが
取り返しのつかないことをしてしまった相手に、後悔はすれど詫びに行くでもなし
君に愛される日まで待つよ、とか何をずれたこと言ってんだこいつは、と
最初に聞いて以来ずっとモヤモヤしている