後味の悪い話　その151

1 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2014/06/18(水) 22:40:21.25 ID:KDgebXOX0.net

■注意■
・ネタバレ必須です。 既出上等。
・知らない人にも内容がわかるように紹介して下さい。（>>2-5あたり参照）
・ageよりsage進行でおながいします。
・映画や小説、漫画、ネットの噂などのネタやコピぺも可です。
・1回で投稿しきれない長文は、投稿前にメモ帳でぜんぶの文章を書き終えてから、連続投稿してください。
・漫画ネタを見たくない人は「漫画」「まんが」「マンガ」「アニメ」をNGワード登録しておくと快適にご覧いただけます。

聞いた後に何となく嫌な気分になったり、切なくてやりきれない夜をすごしてしまったり、
不安に駆られたり、体中がむず痒くなるような話を語り合うスレです。

★重要！
【次スレは>>950 を踏んだ人が立てて下さい。】
　※>>950 が立てられない場合は早めに申告して下さい。
　　次スレが無いのに埋める荒らしが居るため、スレ立ては最優先でお願いします。
　　>>950 を超えたらネタの投下は次スレまで待つぐらいが良いでしょう

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後味の悪い話　その150
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486 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2014/07/09(水) 16:16:04.30 ID:JcAyFDnS0.net

友人は、１年働いて金ためてから進学したな

487 ：本当にあった怖い名無し：2014/07/09(水) 16:26:05.96 ID:CbeWzxMqY

夏目漱石の短編「夢十夜」より第7夜

自分は旅客船に乗っている。どこに行くのかまるでわからない。心細くなった自分はある船員に尋ねるが、曖昧な答えではぐらかされる。
他の客は外国人ばかり。甲板では女が泣いている。心細いのは自分だけではなかった。
「つまらない」ので自分はいっそのこと死のうと考え始める。広間のピアノ弾きと歌手はまるで船に乗っているのを自覚していないように見えた。
自分はすっかり死を決意した。ある晩に、思い切って甲板から飛び降りた。が、足が甲板から離れた瞬間に命が惜しくなった。
しかし時すでに遅し。いくら足を縮めても水はぐんぐん近づいてくる。
船はとうとう通り過ぎてしまった。どこへ行く船だろうと乗っていればよかったと後悔しながら、自分は黒い海に落ちていった。